自然素材へのこだわり
あさひがこだわる家の「空気」。
みなさんは家の空気環境について考えたことはありますか?
例えば家の壁や天井などに使われている
建材(ビニールクロスや新建材など)から、
そして家具、電化製品、衣類などあらゆる化学製品から
化学物質が放出されていることをご存知でしょうか。
人が一日に食べる量はおよそ2kgなのに対し、
呼吸による空気の量はおよそ15kgにもなります。
毎日を過ごす家の「空気」が化学物質で汚れていたら…
アトピーや喘息などのアレルギーの原因は遺伝的要素、
環境的要素、心理的要素など多岐にわたりますが、
私たちは毎日の生活における「空気」が
重要な要素だと考えています。
シックハウス法(平成15年7月1日に施行された
建築基準法の改正)により
ホルムアルデヒドを全く使用していない、
またはごく微量しか使用していない、
クロルピリホスを使用していない建材を
『F☆☆☆☆』(フォースター)と呼び、
一般的には健康建材と言われ使用されています。
しかし、建材に含まれている化学物質はもちろん
この2種類だけではありません。
つまり、ホルムアルデヒドの発散量が微少で
『F☆☆☆☆』に認定された化学建材であれば
ほかの化学物質がどんなに含まれていても
無制限に使用できてしまうということです。
私たちが使用する建材
「幻の漆喰®」「音響熟成®木材」は
ホルムアルデヒド、クロルピリホス以外の化学物質も使わない
まさに本物の自然素材です。
「幻の漆喰」の原料は赤貝の殻や海藻、麻のスサなど
もちろん自然のもののみ。
接着剤を使わないと塗ることができない
珪藻土や漆喰もある中で、
幻の漆喰は、接着剤などいっさい使用せず
塗ることができる、伝統と高度な技術を組み合わせて
生み出された、今までにない新しい漆喰です。
「音響熟成®木材」は無垢で無塗装。
南九州産の杉材です。
乾燥方法にもこだわり、心地よいクラシック音楽の
波動を与えながら常温の熟成庫で
乾燥させています。木も人も同じ。
心地よい環境で育てられた木は
木の持つ油分やエキスが残り、
免疫力を上げてくれる効果があります。
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「自然素材」という言葉が当たり前に使われている今、
本当に良い自然素材を見極めなければ
いけません。
「自然素材」という定義は実はとても曖昧で、
全くの自然のものであっても、
木を糊で固めた集成材であっても、
薬品づけになった輸入材でも、
表面に何か塗ってあっても、
防腐剤や糊が使用されているような
漆喰や珪藻土も、
ひとつでも自然素材が入っていれば
それはすべて「自然素材」という枠の中に
くくられてしまうのです。
それでも私たちが自信をもって
薦められる素材がこの
「幻の漆喰」と「音響熟成木材」です。
また、本物の健康住宅をつくり上げるためには、
家具、電化製品、衣類などから放出される
化学物質にも目を向けなければいけません。
一般的な自然素材が化学物質を吸着する力があったとしても、
吸着だけでは飽和状態に達し、ガスが充満してしまいます。
「幻の漆喰」が他と大きく違う点は、
「光熱触媒」の働きにより
漆喰が光もしくは熱を吸収することで触媒として働き、
空気中の化学物質を吸着・分解します。
”天然の空気清浄機”として家の「空気」を
きれいに保ってくれます。
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「家」が健康を害する
場所であってはなりません。
「家」という場所は
家族が健やかに過ごせる
場所であること。
それが家の「本質」であり、
私たちの目指す本当の家づくりです。