あさひ、日々のこと

自然素材の家とともにある暮らし。


 2024.11.19 杉香る家の味噌


二十四節気 小雪(しょうせつ)へと移ります。


昨日の夕方から、冷たい北風が吹き始め、

今朝は真冬のような寒さでした。

急に寒くなりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?



さて先日、1月にわが家で仕込んだ味噌を

取り出してみることにしました。

杉樽…ではなく、杉香る家で仕込んだ味噌です。


まずは香り…コクのある、甘露という言葉が

しっくりくるような甘い香りです。

そして色…熟成されて、とても深い色になっていました。

味は…塩が馴染んでいて、旨味がしっかり、甘みのある味。


想像していた味噌とは少し違っていました。

味噌といえば、もっと塩味がツンと立っているイメージ。

キリっとした味噌汁。それもそれで美味しいのですが

(もちろん材料の違いもあると思いますが)


やっぱり「手前味噌」が一番合っているのかもしれません。

まろやかな甘みのあるわが家の味噌。

豚汁にしたら、ぴったりでした。


この甘みや旨味は、杉のおかげ…?かどうかは

分かりませんが

味噌のつまみ食いが止まらない子どもを見て、

作って良かったなぁと思うのでした。





 2024.11.1 ぬくもりある床


雨と雨の合間に、例年より遅めの栗拾いを。

暑い夏が影響しているのか数は少なめでした。

子どもたちももう、慣れた手つきです。


皆さん美和の岸根栗、

今年は召し上がられましたか? 



さて、少しずつ寒くなり始めた今日は

冬でも冷たくなりすぎず、ぬくもりのある

音響熟成木材うづくりの床についてのお話です。


まずはよくある合板の床板。

暖房のない部屋や廊下など、

冬は凍るように冷たく感じることもありますよね。

そのため、スリッパや靴下を履いたり、カーペットを敷いて

過ごされている方も多いと思います。


一般的な床板の厚みは12~15㎜。

合板の場合は、空気の層もないため硬く、冷たく

感じてしまいます。



音響熟成木材うづくりの床は、その厚みがなんと38㎜。

一般的な床板の約3倍もあります。

そのため、熱が伝わりにくく、ぬくもりがあります。



また、無垢のままの木は空気を多く含む(杉は特に多い!)ので

木自体にも断熱効果、保温効果があることも

ぬくもりある床の秘密です。


お客様からは

「実家の床は、冬”冷たっ”てなるけど、音響熟成木材のわが家は

やっぱり冷たすぎず、温かみがあって良いです」


気持ちが良いので、社長は冬でも

裸足で過ごしています!



あたたかいとはいえ、もちろん床暖房のように

床自体が熱を持つわけではありません。

暖房器具で部屋を暖めると、木の穏やかな蓄熱効果で

冷たすぎず、ぬくもりある床になります。


自然のちからを生かした、ぬくもりある床、

とても気持ちがいいのでおすすめです。



 2024.10.18 電子書籍できました


蒸し暑い日が戻ってきたり、

なかなか暑さの落ち着かない日が続きますが

いかがお過ごしですか?



さて、先月あさひの自然素材の家づくりについてまとめた

電子書籍「あさひの空気がうまい家®Q&A」が

出来上がりました。


自然素材だからこそ出てくるたくさんの疑問。


自然素材って高そう…

メンテナンスが大変そう

デザインはどうなの?

他の自然素材の家とどう違うの?

そんなたくさんの「知りたい」にQ&A方式で

お答えしています





あさひの家は、その家で暮らすご家族の

健やかな暮らしを大切にした

素材にこだわる、体にやさしい住まい。



一言では言い表せない、

あさひの「空気がうまい家®」について

詳しく知ることができるように

1冊の本にまとめました。


この電子書籍を、無料でプレゼントしています。


【あさひの空気がうまい家®Q&A】

こちらのページからダウンロードできます。


家づくりにぜひお役立てください。



そしてもう1冊。

あさひが建てた空気がうまい家®に住んで、

喘息やアトピーなどの症状が実際に改善された

お客様のお話をまとめた電子書籍、

アレルギ―改善体験集も無料でプレゼント中です。

今回は3家族の方にお話を伺っています。



間取りやデザイン、性能も

もちろん大切なことですが

建材がつくり出す、「家の空気」の影響についても

家を建てる前に、知っておきたい

ことの1つです。


化学物質によるアレルギーや、シックハウス症候群、

化学物質過敏症など、家の化学物質について

気になる方は必見です!!


【アレルギー改善体験集】

こちらのページからダウンロードできます




紙の冊子をご希望の方は

こちらからお問い合わせください



 2024.10.3 秋めく


七十二候 水始涸(みずはじめてかるる)


朝外を歩いていると、澄んだ空気の中で

干し草のような香りも交じってきました。

夏の間いっぱいに潤っていた緑も

次第に秋の色へと変わっていきます。


今日は、身の回りの秋の気づきを色々と…



華やかさはないけれど、可憐で慎ましく、

奥ゆかしい秋の草花に魅力を感じます。

ひっそりと咲く紫蘇の花




この季節になると必ず、リビングの窓の真ん中にやってきて

逆さまになってじっとしている母カマキリ。

DNAでそうなっているのか、必ず毎年

お腹の大きなカマキリがここにやってきます。



同じ親として

見守りたい気持ちもあるけれど、

春まで、一番目立つ窓に卵をつけたままにするのは…と

移動をお願いしようか、いつも迷ってしまいます。





今あさひには、夏の夜市で子どもたちが

譲ってもらってきた

金魚が一緒に暮らしています。

元々弱っていた金魚や、合わなかった金魚もいましたが

今も元気な子に、また少し仲間も増えて

にぎやかに泳いでいます。

社長が、孫のように(?)お世話しております。

生き物をほとんど飼ったことがなかったわが家。

試行錯誤ですが、日に日に成長する金魚たちに

日々癒されています。



秋めくあさひの日常でした。



 2024.9.24 完成見学会、ありがとうございました。


先日は、きれいな十五夜の月を眺めまして、

二十四節気は秋分へ。


暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、

本当にようやく、つーんと冷たい空気を感じられる

朝になりました。



さて、9/21・22お施主様のご厚意により

開催させていただきました完成見学会、

無事に終了いたしました。


お足元の悪い中でしたが、たくさんの方に

お越しいただきまして

誠にありがとうございました。


ホームページや、インスタグラムを

いつも見てくださっている方々や、

「見学会がずっと気になっていたんです」という方など

たくさんの方々に足を運んでいただき、

ご体感いただきました。




木のぬくもり、木の香りを

感じていただけていたら幸いです。


後日、施工事例のページにて

お家のご紹介をさせていただきます。


 2024.9.6 完成見学会を開催


二十四節気 白露(はくろ)に入ります。


今朝は、美和は真っ白い霧がかかっていました。

半袖で外に出ると肌寒くて、すっかり秋の空気に…。



さて、9/21(土)22(日)は、お客様のご厚意により

完成見学会を開催させていただくことになりました。


今回は川沿いにある、特殊な地形を生かし、

2階をリビングにした、吹き抜けが気持ちの良いお家です。


独立した洗面室、ファミリークローゼット、

ランドリールームなど、子育て世代にうれしいスペース

いっぱいです。


音響熟成®木材と幻の漆喰®でつくる、

まるで森の中のような空気漂う「空気がうまい家®」を

ぜひご体感ください。


見学会詳細



あさひの家の空気の心地よさを気に入って、

見学会にも、何年も通ってきてくださったお施主様。

花粉の時期にも、空気がうまい家®に入ると

鼻が通ってくるのを体感して、あさひが家づくりをさせて

いただくことになりました。

この度は本当にありがとうございます。




 2024.8.23 夏休み木工教室


8/22(木)に、本郷・美和の小学生の夏休み体験教室の

講師としてご依頼いただき、

木工教室をさせていただきました。



自然素材の家づくりをしているあさひとしては、やっぱり

せっかくなので子どもたちに無垢の木に触れてもらいたい。

そしてできるなら、音響熟成木材を…!と思い、

端材を活用した工作を考えてみました。


小学校低学年から高学年までレベルに合わせて

作って楽しめる

コリントゲームを作ってみることにしました。


コリントゲームは、木枠の中でビー玉を弾いて

とばすおもちゃです。


高学年の子たちには金槌でトントン、

木枠から組み立ててもらいました。

低学年の子たちには、

あらかじめ組んでいった木枠に弾くところをつけて

木やタイルの障害物を自由に取り付けてもらいました。















得点をつけてみたり、デコレーションしてみたり、

みんな思い思いに、個性豊かに仕上がっていました。

制作時間ギリギリまで、大人顔負けの集中力で

作品作りを楽しんでくれていました。


みなさん、ありがとうございました。

お家でも、ぜひ遊んでくださいね。


あさひとしても、とても楽しく良い経験になりました。

本郷の教育委員会の皆様、貴重な機会をありがとうございました。



 2024.8.20 残暑お見舞い申し上げます


二十四節気 立秋も終盤


皆さま、残暑お見舞い申し上げます。

美和は、少しの雨に冷まされ、涼しい朝がスタートしました。


あさひは17日(土)から始業しています。

皆さま、お盆休みはどんな風に過ごされましたか?


お盆ごろから、暑い昼間とは打って変わって

ひんやりと足元に流れる朝の空気と

夕暮れの秋の虫。


やっと少しだけ、夏の終わりを感じ始めました。












涼しげに揺れる木の葉の影

朝の空気

あさひの玄関に揺れる風鈴

手ぶれの打ち上げ花火




残り少ない夏を味わいながら

また前を見て、目の前の一つずつを大切に。

頑張っていきます!!


夏の終わりの木工教室、

秋のはじめには見学会などイベントもいろいろです。

また追ってお知らせいたします。


 2024.8.2 直しながら大切に使い続ける…


二十四節気 大暑(たいしょ)

…真っ只中です!


毎日暑い日が続きますが、皆様体調など

崩されていませんか?

どうか無理をせず、ご自愛ください。



さて今日は、先月リフォームさせていただいた

お家のお話。


先代の頃から、茅葺屋根を瓦に葺き替えたり、

長屋(離れや納屋とも言います。

長い建物なのでこの辺りでは長屋と呼んだり

牛を飼っていることも多かったので牛屋とも呼んでいた)

を建てさせていただいたり、

事あるごとに家のことを任せてくださっているM様。

数年前には、台所や洗面所などを音響熟成®木材と幻の漆喰®で

リフォームさせていただきました。


この度は、床下が気になるとのことで

ご連絡いただきました。

築百年以上のお宅です。


シロアリ被害はなかったものの、床下は

昔ながらの土なので、防湿シートなどで湿気対策を施し

断熱材を入れ、古くなっていた畳をやり替えました。





以前リフォームさせていただいた台所。立派な梁が使われていました。


清々しい畳の間に生まれ変わりました。



いつも本当に喜んでくださって、

育てていらっしゃる野菜やお漬物なども

たくさんいただいて帰りました。

「ここからの眺めもいいのよ。写真を撮ってお帰りい。」と

敷地をぐるっとまわって、

昔ながらの和風建築で建てられている長屋や

蔵などをご案内いただきました。


雨の降る中でしたが、たくさんご紹介いただき

ほくほくな一日となりました。

大切に住んでくださっているのが

とてもうれしいです。



長屋の通り土間

長屋の軒下。農作業後に、収穫した野菜を仕分けたり、干したり様々に活用するための広い軒下。通り土間になっていて土がついたままでも裏に抜けることができたり、食料を貯蔵する部屋や家畜を飼っていたスペースなども。自給自足の暮らしを支える実用的な空間です。


 2024.7.17 音響熟成®木材のコリントゲーム


梅雨明け目前です。

暑い日々が近づき、夏休みの楽しい予定も

あちこちから聞こえてきます。


さて、あさひの夏の予定の一つとして、

ある小学校の夏休みの木工教室のご依頼をいただきまして

「コリントゲーム」づくりを考えてみました。


小学校低学年から高学年まで作業できて

しかも個性が出て、楽しくて…

せっかくだからあさひの家づくりの特徴である

自然素材「音響熟成®木材」を使って

本物の木のぬくもりに触れてみてほしい!


…そうして考え付いたのが「コリントゲーム」です!


「コリントゲーム」とは、ビー玉をゴムが付いた棒で弾き、

釘や木の間を転がし、得点などがついた枠に

入れて遊ぶゲーム。

やり出したら意外と夢中になっちゃいます。


この度初めて作ってみましたが

これが思いのほか楽しい仕上がりになりました!



どこに、どんな風に釘を打ったら、

落ち方が変わる、だとか

取り付ける障害物の向きだとか…

ビー玉を飛ばしながら、考えてつけていきます。


高学年の子たちは、箱の組み立ても

やってみようかな考えています。

大工さんと釘打ち体験も一緒にやってみましょう。


材料は、あさひが家づくりに使っている木材の

端材を多く使うので、環境にもやさしいのも良い所。



当日は、木の良さを感じてほしいので

無塗装のままのお渡しです。

これに、シールを貼ってみたり、得点を書いてみたり

お家でさらに個性豊かに仕上げられそうです!


全てを無垢材でつくるコリントゲーム。

なかなか特別かもしれません!


もし、チラシを見た方はぜひぜひ♪お待ちしております。


 2024.7.12 竹で味わう七夕


二十四節気 小暑(しょうしょ)


先日の七夕前夜は、珍しく星がきれいに見えました。

今年も社長が山から切り出してきた竹で

恒例の七夕飾りと、そうめん流し、竹の器で炊いたご飯を。


ご飯は焼き野菜をのせたカレーでいただきました。


笹の葉は、切るとすぐに

くるんと巻いて細くなってしまいます。

水につけたり、霧吹きをすると一瞬戻るようですが…

葉っぱが開いたままにできる

何か良い方法、あるのでしょうか??






蒸し蒸しと暑い一日ですが、

流れる水とそうめんの白、竹の器の青々とした香り、

揺れる七夕飾りに涼を感じます。


皆さんはどんな七夕を過ごされましたか?


 2024.6.27 音響熟成®木材の家具


梅雨真っ只中。すっきりしないお天気が続きますが、

皆様いかがお過ごしですか?


さて、今日は家具についてのお話。

”音響熟成®木材”の家具があるのをご存知ですか?

最近の見学会で置かせていただいている家具。

これも全て”音響熟成®木材”でできています。







あさひが家づくりに使用している

カイケンコーポレーション㈱さんの健康自然建材、

”音響熟成®木材”

構造材から、床材まで全てに使用しています。


壁は、自然素材のみからつくられる幻の漆喰®。

使用するのりも海藻から作られる自然のものです。

家電や家具から出るガスや化学物質も吸着・分解

してくれる効果があります。


…そんな自然素材の家。

家だけでも十分すぎるくらい健やかなのですが


実は、家具までも音響熟成®木材でそろえることが出来ます。

柱や床と同じ素材なので、雰囲気もばっちり合いますし、

香りも良く、肌触りもやさしくぬくもりがあります。

無垢、無塗装の家具…他ではなかなか

見つけることができないかもしれません。

なので密かに(いや実はめちゃくちゃ)おすすめです!!


あさひの自宅兼展示場でも、以前は

普通の市販の家具を置いていましたが、

今は音響熟成®木材の家具や

木で手づくりした家具を置いていて

すごく、しっくりきています!


次回の見学会では、家はもちろんのこと、

家具にも注目してみてくださいね。

(あさひの展示場ではいつでも見て

体感していただけます!!)




 2024.6.12 完成見学会を開催しました


6/8.9に完成見学会を開催いたしました。


お天気の不安定な中でしたが、

Solunaさんのプレオープン&完成見学会に

たくさんの方々にお越しいただきまして

ありがとうございました。


今回は店舗の見学会ということで

普段、家の見学会には来づらい…という方たちの

見学のきっかけになってくれていたら

嬉しいです。



2階の住空間の、音響熟成®木材うづくりの床も

体感していただきながら、

1階のカフェでゆったりとくつろいでいただき、

いつもとはまた違った雰囲気…


2階の住空間では、「素足が気持ちよさそうですね」

「木の香りが本当にいいですね」と

嬉しい感想をたくさんいただきました。





2階の住空間。夏はさらさら、冬は温かみのある、うづくりの床も体感していただきました。


スタッフも合間に、お昼やデザートをいただきました。

カフェのモチーフになっている”ねこ”を

探すのもとても楽しそうです。

(子どもたち、ねこ探しに夢中でした♪)


10日からグランドオープンされています。

心地よい空気を感じに、ぜひ行ってみてください。


@soluna0052




木っずいすづくりも楽しんでいただき、

あさひで制作して持って行った木の遊具も

子どもたちにたくさん遊んでもらいました。



新しい試みいっぱいの特別な2日間になりました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました!!


 2024.5.30 小満


二十四節気 小満(しょうまん)


青々とした葉が風に揺らめき、

花や草の香りがどこからともなく漂う

満ち足りた季節となりました。

窓を開けるのが気持ちいい季節です。


裏の茂みを眺めていた時、

他の木の枝を這って生い茂る

山帰来(さんきらい)と目が合いました。



昔、祖母と一緒に柏餅の葉っぱだと言って

山帰来の葉を近くの茂みに取りに行き、

柏餅を作っていたのを思い出しました。


大人になってから知ったけれど、

柏の葉っぱはまた別にあって

私が、昔から食べていた柏餅の葉っぱは

柏の葉っぱではなかったんだ…とわかりました。

よくよく調べてみると、柏の葉が手に入りにくい西日本では

山帰来の葉を使って柏餅を作ることが

多かったのだそうです。

最近では、本物の柏の葉で包んである柏餅が

当たり前に売ってありますが、

葉は輸入のものも多いのだそう。


なつかしい葉っぱをとって

山帰来の柏餅を作ることにしました。



祖母のつくる柏餅は、

中のお餅を葉に包んで一緒に蒸します。

ふんわり上がった蒸気は、山帰来の葉の

ふくよかな香りで満ちて、

香りの移ったお餅はとても風味豊かです。


なつかしい私にとっての柏餅の香りです。

子どもたちも、喜んで食べてくれました。




 2024.5.17 あさひのリフォーム


昨日の強風と、雨か晴れか定まらない不思議な天気から一転、

今日はからりと晴れた気持ちの良い日となりました。


今日のあさひは、来週の上棟に向けて

家建ての準備中です。



さて、先日あさひのはなれにある宿泊体感の家へと上る

階段下にあった古いアルミサッシの扉を

音響熟成®木材の建具でつくり替えよう、ということになり

縦格子の美しい扉を、建具屋さんにつくっていただきました。


すごく良い雰囲気になりました!




宿泊体感の家は元々、下は鉄骨造の車庫で

その上に40~50年前に建てていた

木造の平屋(元住居)をリノベーションしたものになります。


下の車庫については、特に何も手を付けていなかったのですが

現場の大工仕事の少しあく2週間ほどの間に

階段周辺にも手を入れようということになり、

この度、古くなっていた階段の鉄製の手すりを

木の縦格子に付け替えました。

車庫内にも棚をつくりました。




以前も紹介した、自宅兼展示場も少しリフォーム。

少し暗かった和室の上に窓をつけ、

新しくできた子どもスペースには

引き出しや棚もつきました。

ここには紹介しきれないほど!

こまごまと色々変わっています。

良い雰囲気に変わってきました♪


あさひをご見学の際にはぜひ色々と

チェックしてみてくださいね。



↑木の縦格子の手すり兼目隠し

↑奥まって少し暗かった和室の上に窓をつけました

↑外観はこうなりました。(真ん中2つの窓)木枠もつけました。

↑ホワイトボードの横に小さな棚、ベンチの下には引き出しがつきました

 2024.5.9 床が傷ついた時に…


二十四節気 立夏(りっか)


肌寒い朝もありますが

雨のたびにぐんっと伸びて深みを増していく木々の葉と

色濃くなっていく木陰が

夏のはじまりを知らせてくれます。



防寒のために出していたいろいろを片付けて、

すっきりとした部屋に整えたくなりました。

その時にあった出来事…


わが家にあるアップライトのピアノ。

ずっとエアコンの下にありました。

エアコンの下という環境はピアノにも良くないし、

掃除もしにくい…

ずっと移動したいと思いつつも、ピアノは大物です。

ソファとのせめぎあいで置き場所に悩んでいましたが

ラグを片付けるタイミングで、どうにか工夫して

ピアノの置き場所を変えることにしました。



さて次は、どうやって移動させるかです。

200㎏以上あるピアノを

どうにか自分たちの力だけで移動させたい。

たった2~3mほどの距離ですが

毛布では傷がついてしまいそうなので

引っ越し業者さんが使うような

キルトの当て布を使ってみることにしました。


大人2人で少しずつ、少しずつ…

時には子どもたちも手伝いながら

(戦力になったかどうかは?ですが 笑)

そして、何とか無事に移動させることが出来ました!





さて、床はというと…?



あぁ…やっぱり傷が入っている!!



当て布にも穴が開いていました。

やっぱりピアノは持ち上げないとだめなんだなぁ…

と、考える間もなく、

すぐに床の傷に水をたっぷりしみこませた布を

乗せておきました。

築7年の床だけど、だいじょうぶかなぁと…心配しながら。



↑ これは見落としていた傷を後日発見したもの。もうちょっと深い傷でした。

↑ こんな感じで傷の上に水をしみこませた布やキッチンペーパーを置きます



…子どもの頃、合板のフローリングだった子ども部屋の

(新建材が全盛期の頃)

床板に傷が入ったとき、

水を含ませておけば元に戻るから、と教えてもらった。

でも合板の床の傷は元に戻ることはありませんでした。

その時は不思議だったけど

教えてくれた祖父は”本物の木”の特性を

伝えてくれていたのだと、大人になってわかりました。


…そんなことを思い出しながら1~2時間。

早く様子を見たがる子どもに引っ張られ、

水のしみこんだ布をめくってみると…


へこんだ部分はすっかり元に戻っていました。

水がしみこんでいるので少し染みにはなっていましたが、

他の部分と馴染ませるように拭いてみると

そこまで気にならなくなりました。

無垢・無塗装の木だからこそなのだと、

木の特性に驚かされます。

そして、木も生きているんだなぁと、

愛着が湧いてきます。

(その時は焦りすぎて写真を撮っていないのが

残念ですが…)



無垢の木は、へこんでしまった時、なるべくすぐに

(古い傷はなおらない場合が多い…)

たっぷりの水をしみこませた布を、

そのへこみの上に置いておいてみてください。

2~3時間くらいすると浅いへこみならすっかり元通りに。

深いと、完全にとはいかなくとも、

目立ちにくくなります。


”暮らし”ていたら傷まないものはありません。

子どもたちがおもちゃで遊んでできた傷とか、

多少の傷は愛着あるものとして受け止めて、

あまりにも気になるものは、

水を含ませてみたり、削ってみたりして

木の特性を生かしながら整えていけるのが

木の家に住む良いところだったりします。




 2024.4.25 春の終わりの美味しいもの


二十四節気 穀雨(こくう)


本日は久々のすっきりとした快晴!

長かった恵みの雨を受けて

植物たちは日に日に勢いを増して

気づけば新緑の季節へと移ってきました。

青いもみじの木漏れ日が気持ちいい日です。



今年初物のたけのこ。

お客様から頂きました。

(というより、裏山に掘りに行かせていただきました!

M様、ありがとうございます。)




初物となると、今年も待っていましたとばかりに

色々な味わい方をしてみたくなります。


たけのこご飯に、煮物、グリル…

子どもたちもたけのこが大好きで

まだえぐみが少なくやわらかいので

あっという間になくなりました!


美味しくいただきました。

ありがとうございます。






次はあさひの山にたけのこが顔を出す5月頃、

またみんなで堀に行きたいと思います!



 2024.4.12 あさひのリフォーム


二十四節気 清明(せいめい)


冬枯れの木々たちから一気に、

透けるような、やわらかくて小さな緑色が

芽吹き始めました。


さて、先日から進めているあさひの自宅兼展示場のプチリフォーム。

現場ブログでも少し紹介していましたが、

ほぼ完成したので、こちらのブログでご紹介します。



トイレをキッチン奥に移設。その奥に以前からあった部屋を

少しリフォームしました。

飾り棚と収納、竹炭入りの清活畳のベッドもつくりました。

竹炭のマイナスイオンで清々しい空気…!

間接照明も施しています。




↑竹炭の入った畳、清活畳®のベッド

↑飾り棚には間接照明を

↑移設したトイレ







そして、以前トイレがあった場所は、きれいにして

子どもの遊びスペースに。

ホワイトボードを取り付けて、その下には小さなベンチ。

ベンチの下には引き出しを付ける予定です!

元々あったカウンターはそのまま、

丸スツールでお絵かきコーナーに。





子どもたち(孫)の遊びスペースが

また一つ増えました!

大人も読書にいいスペース♪


あさひにご来場の際は、ぜひご覧くださいね!


 2024.4.3 家具のお手入れ


七十二候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)


ここ数日の陽気で美和の桜の蕾も一気に開きました。

今日の雨にも何とか耐えて、

もう少し桜を楽しめたらいいなと思います。


↑ 昨年の黒沢グラウンドの桜。先日は5~7分咲きでした。



さて先日、わが家に来て一年ちょっと経つ

音響熟成木材の丸テーブルのお手入れをしてみました。


子どもたちがテーブルでお絵かきをするときに

大胆にはみ出した水性ペンや、

絵具をするときに敷いた新聞紙の文字が写っていたり…

カラフルになってきたので

そろそろまた木の色に戻していきます。

(カラフルも思い出ですが、心配しなくてもまたすぐに

カラフルにしてくれることでしょう…(笑))



やわらかさのある杉材で、無塗装なので

気になるときにいつでもやすりがけが出来ます。


木目に沿ってやさしくやすりをかけていき、

仕上げに細かいペーパーで磨きます。

ペンや食べこぼしの汚れは少し削るだけで

簡単にきれいになります。


削ることで木が再び香りたち、

お手入れしながら、癒しの時間にもなりました。



無垢・無塗装の家具というと

汚れや傷が目立ちそう…と避けてしまいがちですが

意外にも、馴染んでくるとそこまで気になりません。

少しの傷や汚れであれば、自分でやすりで削ることが出来るし、

自分でお手入れ出来ると愛着もひとしおです。




 2024.3.21 見学会/春分


3/16(土)17(日)は完成見学会でした。


美和からは1時間ちょっとかかるところ。

熊毛郡平生町での開催となりました。


初めての場所だったにもかかわらず

本当にたくさんの方々に興味を持っていただき、

見学会にご来場いただきました。


「こんなに木が香るんですね」

「うづくりの床が気持ちいいね」

「木の家が好きで、色々見てきたけど

ここまで木が感じられる家ははじめてです」

などなど…

うれしいご感想をたくさんいただきました。


そしていつも来てくださるあさひのOB様方。

この度もありがとうございました。

心あたたかなお客様ばかりで感激です…!


そしてそして、数ある工務店の中から

あさひを見つけてくださったお施主様。

大切な家づくりを任せていただき、

こうして見学会を開催させていただけたこと

心から感謝いたします。

ご家族にとって健やかであたたかな場所となりますように。


後日、施工事例としてご紹介いたします。






…昨日は春分

雪のちらつく春分となりました。


前日に茹でて蜜づけしておいた小豆を炊いてあんこに。

小さめサイズの牡丹餅を作りました。

子どもたちにはどら焼きを。

寒い朝にほくほくとあんことごはんを炊く

湯気が幸せです。


それにしても、本格的な春が待ち遠しいです。



 2024.3.13 ひな祭り


七十二候 桃始笑(ももはじめてさく)


雨が降って、少し暖かくなりました。

あさひの裏のさくらんぼの木の桜が

きゅっと詰まった濃い色から、淡い色へと。

つぼみを膨らませています。




さて先日は、ひな祭り兼誕生会をしました。

節分の時の手巻きが楽しかったようで、

今回も手巻き寿司の会になりました。


娘の誕生日会も兼ねているのでちょっと豪華に

エビフライといくらも用意して。

リクエストのグラタンと餃子も作り…

和洋折衷…中華も合わさってにぎやかな食卓です。

(写真を撮り忘れています…汗)



音響熟成®木材の丸テーブルが

いい雰囲気にしてくれています。




 2024.3.5 いちご狩り


二十四節気 啓蟄(けいちつ)


このまま春の陽気かと思いきや

冷たい雨や雪の日もあったり…

定まらない春らしい天気が続くこのごろです。


さて、先日みんなで念願のいちご狩りに行ってきました。

60分の食べ放題。

いちご色の服を着ていくほどいちご大好きな娘は

大きいのを見つけては、一口では入りきらない一粒を

満足そうにほおばっていました。




甘みの強いもの、酸味がほどよいもの。

何種類もあるいちごを食べ比べ、

たくさん食べましたが、みんな60分も食べ続けられず…

30分ほどで大満足。

それでも、春らしい甘い香りを存分に味わい、

楽しみました。



子どもたちの外遊びもだんだんと春に。

ビンの中に、少しずつ伸び始めた草花と水をいれて

光に当ててきれいと楽しんだり、

小さなブーケを作ってみたり、

外ではいろんなものがおもちゃになって

飽きずにずっと遊んでいます。




寒さの残る、春のはじめ。

冬の重たい服を脱ぎ捨てて、

軽やかな服でも大丈夫な時期が

待ち遠しくて仕方がないです。


 2024.2.22 見学会・イベントのお知らせ


二十四節気 雨水(うすい)


雨がしとしとと続きます。土が潤い始め

春らしい色が、ひとつ、ふたつと増えていきます。



さて、ホームページ内でもお知らせしておりますように、

3月16日、17日は完成見学会です。

この度も、お施主様のご厚意により

開催させていただくことになりました。


今回は熊毛郡平生町。あさひのある美和町からは

少し距離があるにも関わらず、

あさひを見つけてくださり、ご縁あって

お家を建てさせていただくことになりました。


”青”を基調とした可愛らしい佇まいと

広い玄関土間、間仕切りのない開放的な

吹き抜けのLDK。

お施主様のこだわりがたくさん詰まった

お家となっています。


↑漆喰を塗る作業。着々と仕上がっています。


また、この日完成見学会と同時開催で

木っずいすづくり体験のイベントも行います。

1日5脚限定、1組様1脚まで

事前予約制です。

(見学会は予約制ではありません)


あさひの床や構造材に標準仕様としている

音響熟成®木材を使ったキッズチェアづくりです。

木づちで組み立てる簡単作業なので

小さなお子様も一緒に参加でき、

あさひでも人気のイベントです。

1脚3500円で、完成した椅子は持ち帰りいただけます。

この木っずいす、座るのはもちろん、

インテリアとしても可愛いんです。


無垢・無塗装の木の香り、ぬくもりを楽しみながら

つくってみてください。

お家見学の後に、ぜひ♪


詳細はこちらから





 2024.2.14 立春


二十四節気 立春(りっしゅん)


一月はあっという間に行ってしまい、

春のはじまりとなりました。

2月は「逃げる」、3月は「去る」と言うように

あわただしく過ぎてしまいそうな毎日ですが、

一日一日大切に過ごしていきたいと改めて思う

今日この頃です。



今年の節分は、家族で体調を崩してしまい

一週間寝込んでしまいました。

…動けるようになったころ、あたりは

春になっていました。


そして一週間遅れの豆まき。

恵方巻は、お手軽に手巻き寿司に。

これが子どもたちにも好評で

自分の好きなお刺身と、いつもは避けたがる

緑の野菜も進んで巻いておりました。


酢飯をつくるところから、

切った刺身を並べてくれたり、

卵を溶いてくれたり…

お手伝いも楽しかったみたいです。






こんな季節の行事も、できる範囲で

子どもたちと大切にしたいと思います。


平日はバタバタと時間に追われ、

ただ目の前にあるやらなければいけないことを

こなしていくのに精一杯になりがちです。


節目節目に、大人の時間軸に子どもたちを

振り回してしまってはいないかなと

はっとすることもあります。


だからなるべくお休みの日などは、

家族にも自分にもしっかり向き合って

穏やかに過ごせたらいいなという思いがあります。


次はひな祭り。

またまた手巻き寿司パーティーになりそうです。



 2024.1.25 見学会のお礼


二十四節気 大寒(だいかん)


あたたかなお正月から一転、

冬らしい雪の日が戻ってきました。


さて、先日は廿日市で完成見学会を開催させていただきました。

ご来場いただきました皆様、

誠にありがとうございました。


岩国からは少し離れた場所だったにも関わらず

遠いところから足を運んでくださった方々や、

チラシを見たという地元の方々も来てくださったり

うれしい見学会となりました。




今回のお家も、本当に素敵な空間で

吹き抜けの窓からはやさしい光が降り注ぎ

どこにいても家族の気配が感じられるような

あたたかなお家でした。


完成見学会を開催させてくださったT様、

この度は完成おめでとうございます。

ご家族にとって、あたたかな居場所となりますように。


施工事例はこちらから



 2024.1.17 味噌づくり


冬季休みのある日、味噌づくりをしました。

昨年、味噌づくりを習って、今年で2回目です。


前日から水につけておいた大豆をやわらかく茹でて

みんなで潰します。

塩と糀も、家族の健康を支えてくれる

おいしい味噌が出来ますようにと、

みんなの手でしっかりと温めて糀を起こしながら

擦り合わせました。

潰した大豆と合わせて丸めて、甕(かめ)の中に。


これからゆっくり、ゆっくり

家族の菌たちと共に、

やさしい味噌になってくれますように。





杉の家の空気をまとった味噌は、

杉樽で熟成する味噌のように(というと大げさですが。笑)

味わい深い味噌になってくれるのではないかと

今からわくわくしています。


 2024.1.11 今年もよろしくお願いいたします。


2024年も始まりました。


ごあいさつが遅くなりましたが

明けましておめでとうございます。


自然な空気が毎日の当たり前になるように。

大切な家族が住む家が健やかな場所であるように。

すべて自然素材の木の家づくり。


今年も一歩ずつ、誠実に。


本年もどうぞよろしくお願い致します。




 2023.12.28 本年はありがとうございました。


寒さも厳しくなってまいりました。


さて、年末年始は誠に勝手ながら

12月30日から1月5日までを

休業とさせていただきます。

よろしくお願い致します。


今年も様々な方々に支えられながら

健康に暮らせる家を一人でも多くの人に

届けたいと頑張ってまいりました。





実際に興味を持っていただいて、見学会や

展示場に足を運んでいただいた方々には

その心地よさ、空気の気持ちよさに

すぐに納得していただけるのですが、

小さな工務店ですし、交通の便でも

ご不便をおかけする場所にあります。

なかなか私たちを知っていただくのも難しく、

どうすればいいかずっと模索し続ける一年間でした…


しかし今年は、木っずいすづくりや木工ワークショップなど

見学会以外のイベントも開催できて

普段会うことのない方々との出会いもあったり!

一歩ずつ、一歩ずつですが前に進んでいるのかなと

振り返りながら思います。


それもこれも、支えてくださる皆様のお陰です。

いつも本当にありがとうございます。


そして来年も健康に暮らせる家をたくさんの方々に

届けられられるよう、精進してまいりますので

来年もどうぞよろしくお願い致します。





 2023.12.21 薪ストーブとツリー


二十四節気 冬至(とうじ)


寒さが厳しくなってきました。

明日は冬至です。

日照時間が短い分、柚子や南瓜の

太陽のような明るい色に元気をもらいつつ、

冬を元気に過ごしていけたらいいなと思います。



そして、もうすぐクリスマスですね。

先日、素敵なクリスマスツリーを見る機会がありました。


以前リノベーションさせていただいたお客様のお家。

大きな薪ストーブを据えていらっしゃって、

火をつけているところを体感させてくださることになり

少しお邪魔させていただきました。


すると中には本物のもみの木のツリーが!!

アメリカ人のご主人のお家らしく、

ツリーの下にはたくさんのプレゼントが用意されていて

アメリカでのクリスマスのお話も聞いたりして

ちょっと異国に来たような気分になりました。


そばには薪ストーブがぱちぱちと燃えていて。

身体の芯からあたたまる、心地よい暖かさや、

炎の揺らめきを体感させていただきました。

改めて、薪ストーブ…いいですね!


とても貴重なお時間をありがとうございました。


そしてこの写真は、あさひの季刊誌「木と暮らす。冬」号の

表紙に使わせていただいてます。

お手元に届きましたらぜひご覧ください。







 2023.12.14 みかん狩り


七十二候 熊蟄穴(くまあなにこもる)


今年はほぼ毎日のように聞いていた熊の目撃情報も

やっと落ち着いてきたように思います。

来週からぐっと寒くなるみたいですね。


さて、先日、はじめてみかん狩りに行ってきました。

秋の果物狩りは行った事があるものの、

冬のはじまりの柑橘の収穫は初めてでした。


さすが、みかんが育つ瀬戸内の島は

潮風が暖かくて、上着を着ていったけれど

要らなかったくらいの暖かさ。





果物が大好きな子どもたちは摘みたてのみかんが

美味しすぎて、小さめのみかんだったこともあり

5~6個は食べていました。

甘みはもちろん、このほどよい酸味が

美味しかったです。


減農薬、有機肥料主体のみかんだそうで、

安心・安全なところもありがたい。


果汁たっぷりのみかんをとっては食べてしっかり満たされたら

持ち帰り用のみかんをまた収穫して

おチビさん、頑張って袋いっぱいに詰めています。


果物狩りが好きな子どもたち。

とれたてを食べるのは格別の美味しさですよね。

春になったらいちご狩りもいいですね。



 2023.12.08 うれしいお手紙


二十四節気 大雪(たいせつ)


今朝は、雪こそ降らなかったものの

氷点下まで冷え込みました。

霜で縁どられた葉がとても可愛らしく

思わずシャッターを切りたくなります。

でも土日はまたあたたかいみたいですね。




さて先日、体感宿泊のお客様が帰られた後

心温まる出来事がありました。


お部屋を整えに行くと、可愛らしいお手紙と

折り紙で作ったくす玉が置いてありました。


お手紙には

宿泊体験楽しかったです。

木のにおいではやくねむれて

はやくおきれました。

木の家に住みたいです。

こんなお家をつくってください…と

素敵なお家の絵もありました。


とてもうれしく、心が温まりました。

F様ご家族に、素敵なお家をお届けできますように。


そして、ご家族がゆっくりと

過ごしていただけたことが何よりです。





 2023.12.01 体感宿泊


七十二候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)


北風に紅葉したもみじの葉も

日に日に落ちてきれいな色の絨毯へと変わります。




さて明日は、

体感宿泊のお客様がいらっしゃいます。


美和の寒さを心配しながらも…

心地よく過ごしていただけたらと

準備しております。


裏庭の針葉樹と紅葉したさつきで作った

ささやかなスワッグで12月らしく。


漢方茶RAIRAさんの漢方茶で温まって

ゆっくりとお過ごしください。




12月に入り、寒さも増して参りましたが

風邪などひかれぬよう

どうぞご自愛くださいませ。








 2023.11.22 香りのいい湯気


二十四節気 小雪(しょうせつ)


すごく気温の下がった先週土曜日。

美和にも初雪が降りました。

積もりはしなかったものの、強い北風に、向こうの山は

真っ白に吹雪いていました。


湿度を下げぬよう、ストーブの上には

加湿のためのお湯を張った鍋を。

沸騰することもなくほどよく温まり

あたたかな蒸気で加湿してくれます。


香りのよいハーブや柑橘などを入れると

部屋中がやさしい香りに。


この冬はこんな加湿方法にしてみようと思います。

煮だしたハーブ液は、ハーブの効能がつまった

入浴剤としても使えます。




ゆっくりできるときには、

ストーブの上にやかんを置いて、

いつまでも温かなお茶を楽しみながら

過ごすのも良さそうです。


 2023.11.09 芋掘り


二十四節気 立冬(りっとう)


数日前の夏に戻ったような暑さから一転、

昨日の朝からしっかりと寒くなりました。

連日のあたたかさで、

灯油の準備を後回しにしていたのでそろそろ…


さて先日わが家の畑で芋掘りをしました。

さつまいもは放っておくくらいがいいと聞いて

あまり手をかけず育つのを見守っていました。


娘が小学校で芋掘りをしたと言うので

うちのもそろそろかなぁと、掘ってみると

不格好だけど丸々したお芋がたくさん獲れました。


娘たちも「こんなにおっきいのとれたよ」と

喜びながら一生懸命掘ってくれました。


少し干したら、何を作ろうか楽しみです。





昨年仕込んだ味噌も、無事に出来上がりました。

初のおから味噌も美味しく、

倍麹でつくった味噌はふくよかな甘さで

そのままでご飯のおかずになりそうです。

娘たちもつまみ食いが止まりません。





そして10月の終わりには、ささやかなハロウィンを。

熟成させていた坊ちゃんかぼちゃとバターナッツかぼちゃで

プリンをつくりました。

まったり濃厚です。

かぼちゃが美味しいうちにまた作りたいなぁと思います。





 2023.11.1 見学会のお礼 


七十二候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)


山漆の木や南天の実が真っ赤に色づき始めました。

暖を取ろうと洗濯物にくっついている虫たちを

チェックするのに忙しい毎日です…。


さて、先日の完成見学会にお越しいただいた皆さま

誠にありがとうございました。


今回は広島方面ということもあり、大竹、廿日市方面から

たくさんの方に足を運んでいただきました。


まるで森の中のような心地よい空気を

感じていただけたでしょうか。


新しくあさひを知ってくださった方々はもちろん、

OB様もたくさん足を運んでくださっています。

近況などを聞かせてくださり、うれしい時間です。





見学会を開催させてくださったk様、

本当にありがとうございました。

初めてあさひに来ていただいた時から

木の家に感動してくださり、

一緒に家づくりをさせていただいたこと

とてもうれしく思います。


そして弊社の小さなスタッフにもいつも

心くばりをありがとうございました。


K様にとって、心からくつろげる

あたたかい居場所となりますように。


完成おめでとうございます。


 2023.10.26 霜降


二十四節気 霜降(そうこう)


冬を迎える支度を着々と。

みなさんはどんな暖房器具で冬を過ごしていますか?


どれがしっくりくるのか今だ迷っている暖房器具。

温風が苦手だけど寒がりなので、悩みに悩んで…

今年はストーブを試してみようと思います。

子どもが小さい頃は危ないかなと思っていたけれど

そろそろわかってくる時期。

遠赤外線の効果でじんわりと体を

温めてくれるのを期待しています。





先日拾った栗。少し渋皮煮にしました。

きび砂糖とバニラだけでシンプルに。

栗の風味を生かした味に。

中までしっとり幸せな一粒です。

それにしても、美和の栗は大きくて

食べ応えがあります。





栗山のわきにある柑橘の木。

祖父が植えたものだけど、何の木なのか誰も知らず…


柚子の仲間だと思い、昨年はジャムにしてみました。

美味しいけれど…

びっくりするほどのヤニが

包丁や絞り器にこびりついて

絞り器にはさよならをしなくてはならなくなって

しまったほどの曲者でした…。


今年になってようやくこの実が何なのか調べてみると

名前は「枳殻(からたち)」といって

毒はないけれど苦くて酸っぱくて、

食べるようなものではないそう…

あんなにおいしそうに実っているのに…

でも香りとてもいいので

少しの間飾って香りを楽しむこととします。


秋も終わりに差し掛かってきました。

皆さん身体にお気を付けてお過ごしください。





 2023.10.17 秋を愉しむ


七十二候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)


暑い間たくさんいた虫たちも、

少しずつ少なくなってきました。

ドアの隙間で暖を取っている虫もいたり…


金木犀の香りがする頃は、ちょうど朝晩の冷え込みが

気になってくる時期。

暖房器具を出してきたり、ニットに袖を通したり、

冬支度を進めています。


さて、先日は栗拾いをしました。

今年は夏の暑さが続いたせいか、栗の時期が遅れているようです。

みんなでかご半分くらい拾いました。

今年も渋皮煮にしようとわくわくしているところです。





その後は庭でキャンプを楽しみました。

社長はカープも気になるので

テレビ線を引っ張ってきて外でカープも

楽しみながら!笑


飯ごうでご飯を炊き、

玉ねぎと牛すね肉を焚火でじっくり煮込んだカレーは

炭火で焼いた野菜をのせていただきます。

ちょっといいお肉はステーキで。

合間に、焚火で沸かしたお湯で

コーヒーを淹れて休憩しました。

焚火だからか、ちょっと香ばしい味!








ご飯はとても美味しく炊けて、

牛すね肉と焼き野菜のカレーをかけて

さらに美味しくいただきました。

バーベキューでつくるステーキもやわらかくて絶品!


食後には、3時間じっくり炭火でつくった

とろとろの焼き芋と、

スキレットにチョコレートフォンデュをつくりました。

果物やお菓子を刺して、チョコレートをつけては

こどもたちも美味しそうに食べていました。




焚火があたたかくて、カープも勝って、

ほくほくな一日となりました。



 2023.10.13 美味しいものいろいろ


七十二候 菊花開(きくのはなひらく)


ダリアがぽんぽんとまぁるく可愛らしい花を咲かせ、

柿の実も色づきを増し、秋の深まりを日に日に感じます。


さて今年も新米の季節がやってきました。

ふっくらつやつやのお米が食べられる幸せ。

ついつい食べ過ぎてしまわないよう、

よく味わって食べます。




10月は子どもたちの遠足の季節。

おかずだけは前の日につくり置いて

お米だけは朝炊いてつやつやのおにぎりを作ります。

水分をたっぷり含んだ香りのよい新米は

それだけでごちそうになります。

焼いた鮭をほぐして、少しの塩とにぎって。

(バタバタで写真は撮り忘れていますが…)

「美味しかったよ」という言葉にうれしくなります。






ちょっとめずらしい四角豆。

黒ごまと一緒にフリットにしました。

しゃきしゃきした触感が美味しい。




これは作り置いている糀の調味料、糀3姉妹です。

(左から塩糀、玉ねぎ糀、しょうゆ糀)

春、秋は仕込むのにちょうどいい季節。

冷蔵庫に常備しておくと

炒め物から、汁物、和え物など

何でも美味しくしてくれる頼れる存在です。




お店みたいなほうじ茶ミルクが飲みたくなって、

ハンドミキサーで作ってみました。

やさしい風味とふわふわの泡にほっこり。


つい写真も撮り忘れてしまいますが…

秋は美味しいものがいっぱいですね。



 2023.10.06 木工ワークショップ


二十四節気 寒露(かんろ)


10月に入り、急に朝晩冷え込みました。

美和の朝は10℃ほどしかなく

あわてて冬支度を始めました。

エアコンやファンヒーターの風が苦手なので

なかなか好みの暖房器具に出会えなくて、

今年はどうしようかと頭を悩ませます…



さてさて、10月1日、気持ちのいい秋の日。

あさひで木工ワークショップを開催しました。


木っずいすづくりのイベントは何回かあったものの、

大工さんの手を借りながら、好きなものをつくるイベントは

あさひとしても初の試みだったので

どんな感じになるのかわくわく、どきどき…!


みなさん思い思いに、ご自身のお家に合った

棚などをメモに書いてきてくださっている方も多くて、

どんどん素敵な作品が出来上がっていきました。













子どもたちの小さな勉強用の座卓や、

お部屋のここに置きたい!というジャストフィットの棚、

海を眺めながらコーヒーを楽しむための

少し背の高い丸椅子、

木が心地よい猫のための寝床、

自宅のキッチンカウンターに合わせた丸椅子、

生まれたばかりのお子さんのための

やさしい木の本棚など…

書ききれないほど!(皆さんの作品の写真を撮ればよかった…)


どれもみなさん、想いの詰まった作品ばかりで

すごく嬉しそうに持って帰って行かれる姿を見て

あぁ、やってよかったなぁと、しみじみ思いました。



作業後には、HAKUさんのドリンクでまったり

美味しいひと時を過ごしていただきました。

注文されている方が多かった

ラズベリーのソーダがとても美味しそうでした♪


お越しいただいた皆さま、

ありがとうございました。



 2023.09.22 秋分


二十四節気 秋分(しゅうぶん)


秋分と言えど、日中の暑さは

なかなかしぶとい日々が続きます。


先日は真夏のような暑さの中、

冷凍しているベーコンが無くなったので

数日前から塩漬けしておいたお肉を庭でスモークします。

出来立てのベーコンはいつもその日のお昼ごはんに。

子どもたちも大好きです。


暑くて暑くて、子どもたちは途中から水遊びに。

もうさすがにプールは終わりだよと、

水遊びだけにしたけれど、

プールを出してあげてもよかったかな

というくらいの暑さでした。





家族4人の食器を洗うと、

水切り籠に山盛りになるのがいつもの光景。

(でもこの日はちょっと少な目…)

でも、漆喰の効果なのかとても乾きが早くて。

陶器でもすっきりと乾いてくれて

気持ちがいいです。



さあ、夕方。娘が紅葉した南天の葉を

取ってきてくれました。

飾ってみると、ちょっと秋らしい景色に。


9月も下旬です。

ゆっくりと秋は近づいています。



 2023.09.08 木工ワークショップ


二十四節気 白露(はくろ)


日中の晴天は、運動会の練習をする子どもたちには

じりじりとこたえますが、

朝の空気はひんやりと落ち着きを増し、

一歩一歩秋に近づいていきます。


さて、HP上でもお知らせしていますように、

来る10月1日(日)にあさひの作業場にて

木工ワークショップを開催いたします。


【木工ワークショップについてはこちら】


工務店にたくさんある端材を使って、

暮らしの中で「これがあったらいいのに!」というもの

木でつくってみませんか?

踏み台や、本立て、おもちゃ箱など…

大工さんがお手伝いします。





あらかじめ、見本のものも用意しておりますが、

ご自身で寸法を考えて、お家に合うものを

つくっていただくのもOKです。


時間内(2時間予定)でしたら何個でも

つくっていただいて大丈夫です!


そして5月の木っずいすづくりの時に引き続き

今回も、里山カフェHAKUさんのキッチンカーに

来ていただくことになりました!

ご参加いただいた方にはHAKUさんのドリンク

1杯無料で差し上げます♪

その他、素材にこだわったお菓子など

素敵なものいっぱいですよ♪


木っずいすのイベントよりも、切ったり、やすりがけをしたり、

服が汚れやすいので、作業に向いた服装でお越しください。


ものづくりを通して、自然の木にふれて

もっと木を身近に感じていただけたらうれしいです!







 2023.08.29 自然な木の家


二十四節気 処暑(しょしょ)


力強い夏の暑さも峠を越し、

夕方には秋の虫が鳴き始めました。


あさひの裏にある無花果の木には

青かった実が一つ、また一つと熟れ始め

秋の気配が少しずつ感じられます。



さて、最近は遠方からの家の依頼が増えてきています。

あさひから車で1時間圏内でしたら

ご対応させていただいております。


”自然な木の家”を求めていらっしゃる方が

増えてきているのかなぁと、実感しております。



こちらは無垢の木でつくる階段。

階段は既製品もありますが、無垢でつくるのは

職人の手刻みです。




小さな工務店の仕事ですが、

とても大切な仕事をさせてもらっているなと

日々感じています。


自然に沿った、あたたかな木の家を

これからもぶれることなく…


 2023.08.18 そうめん流し


七十二候 蒙霧升降(ふかききりまとう)


朝晩の空気は少しひんやりとし始めました。

いよいよ夏も終わりに近づいています。

山の朝は、雲海のように涼しげな霧がたちこめることもあります。


さて、お盆のお休み中は、社長手づくりの

そうめん流しを楽しみました。

竹の器と、竹でご飯も炊きました。

青竹の清々しい香りの移るそうめんは

普通のそうめんとは一味違います。

畑のトマトも一緒に流して。





そしてこのお盆は、

ペルセウス座流星群の極体日でもありました。

真夜中に、次々と流れる流れ星と

ほんのり明るく浮かび上がる天の川を

しばらくの間ながめて、また眠りにつきました。



写真に撮るとこんなにたくさんの星たちが。

肉眼ではここまでの数の星は見えないけれど、

美和でも新月に近いころ、天の川が見られます。


自然のエネルギーをたくさん感じる

お盆休みになりました。

また気持ちも新たに。


 2023.08.08 場所


二十四節気 立秋(りっしゅう)


暦の上では秋の始まりとなりました。

日がさんさんと照りつける間は

まだまだ力強い夏を感じますが、

少し厚い雲が日を隠すとき、ほのかに風も吹いて

夏の終わりを知らせるような

哀愁漂う空気を感じる瞬間もあります。



さて、私事ですがこの夏は念願だった美しい景色を

望む場所に行くことが出来ました。お天気に振り回され、

今までなかなか見ることが出来なかったけれど

大暑の夏真っ盛りの晴れた日だからこその景色に

出会うことが出来ました。








子どもたちもこの旅がとても楽しかったようで

厳しい自然を感じつつ、その自然しか

つくることのできない美しさや楽しさも

同時に味わうことが出来ました。

そして、これまた夏につきものの、突然の雷雨など

アクシデントも色々と起こりつつ、

そんな時でも楽しく乗り越えられたことに

家族としての成長も感じられる旅になりました。


暑さに、当然疲れてしまったけれど、

心地よい充実した疲れとして感じられたような気がします。



そして、3日ぶりに帰ったわが家は

変わらぬ木の香りで迎えてくれました。

でもいつも以上に心地よく、

普段は慣れてしまっているけど、いつもこんなにも

木の香りに包まれているのだと

旅から帰って改めて感じ、ほっとした瞬間でした。

落ち着く場所に戻ってきました。



 2023.08.02 ウッドデッキ出来ました


七十二候 大雨時行(たいうとこどきふる)


突然の雨雲に、夕立もあるこの頃。

けれど、やけどしそうなほどの道の表面温度を

一気に冷ましてくれて、

草木に、畑に、潤いを与えてくれる夕立は

時にありがたくもあります。


さて、あさひの自宅兼事務所、どんどん進化しております。

先日から施工中だったウッドデッキが

完成いたしました。




洗濯物を干すときも、サンダルを履かずに

そのまま外にでられて便利になっただけじゃなく

夕涼みに、縁側のような、心地よい空間としても

良い場所になりました。

昨日のバーベキューでは、半屋外の子ども部屋になり

ステージの代わりになったりもしました。


お天気の悪い日用に、ガスの衣類乾燥機も設置。

洗濯の時間を少し快適に。


 2023.07.25 土用干し


二十四節気 大暑(たいしょ)


雨の多かった今年の梅雨もとうとう明け、

うだるような暑さの日々が始まりました。


ひと月ほど漬かっていた梅も、ようやく

三日三晩の土用干しを。

今年からは昔に習って、夏バテ・熱中症予防に

一日一粒、梅と塩と紫蘇だけの本物の梅干しを。

どんなスポーツドリンクよりも

これが本当に効果があります。

もっとたくさん漬ければよかった。

夏の大切なお守りになりそうです。


衣類もこの日射しを利用して虫干しをします。

この冬も気持ちよく着られますように。




昔の人が様々に工夫して、自然の力をうまく取り入れて

行ってきたたくさんの暮らしの知恵を、

現代の私たちも変わらずに行いたいと思います。


便利で、お金を払えば簡単に手に入るものがあったり、

化学の力で安く大量に作ったり、

忙しい現代には、時間をかけてする”手間”のようなことは

合っていないのかもしれない。


でも、何百年、何千年の歴史のあることが

ほんの数年、数十年で変わることはないと思うのです。

きっと生きる上で必要だから続いてきた

知恵をできる限り大切にしたい。



家も同じです。昔からつくってきた家は、

自然の力をうまく取り入れ、手直しをしながら

長く住み続けられる、住む人のための家です。

もちろんそれは当然のことであるべきです。


でも、化学的につくられた、便利で安くて

大量生産された材料の家は、見た目こそ何の問題も

ないのかもしれないけれど、劣化が早く

手直しも出来ない、使い捨てのような家であったり、

大量の化学物質に人の体が追いつかず、

体を壊してしまう可能性もあります。


食も住(家)も、原材料が確かなもので

まっとうにつくられているものを

選べるといいなと思います。


もちろん化学の恩恵もたくさん受けていることも確かです。

化学の発展でできるようになった

様々な便利な工夫は、体と心を害さない程度に

うまく使っていかないといけないなと思います。




 2023.07.19 見学会のお礼


7月9日から海の日まで9日間開催させていただいた

今回のリノベーション見学会。


雨からはじまり、猛暑となる日もございましたが

本当に多くの方々に足を運んでいただき

大変うれしく思います。


今回の見学会は、美和という場所であることも

関係しているのか

皆さま、ゆったりと過ごされているのが

印象的でした。

くつろいでいただけたことが何よりです。


国際色豊かで、楽しい見学会になりました。





そして、お施主様のあたたかなお人柄に

本当に救われる日々となりました。

一緒に家づくりをさせていただけたこと、

この大切な出会いに、心から感謝いたします。


 2023.07.12 見学会初日


7月9日

見学会初日を終えました。

ほとんど一日中雨ではありましたが、それでも

たくさんの方々にお越しいただきました。


新築とは一味違う、リノベーションの見学会に

皆さま、ご興味を持っていただきました。




「木の香りがいいですね」

「落ち着く~」と

皆さま、ゆっくりとくつろぎながら

ご見学されていました。


お施主様とお客様同士で、自然と

質問や情報交換の場にもなっていて

スタッフがお伝えするのとはまた違った

とても心温まる場となりました。


「帰りたくない!」と言ってくれる子どもたちもいて

楽しくて心地よい場所であれたのかなと

うれしく思います。


平日は予約制、

15~17日はフリーオープンで

見学会開催しております。

ご興味のある方はぜひこの機会に

お越しくださいませ。






 2023.07.07 木のテーブル


七夕


今年もやはり天気は良くないですが…

梅雨明け前のたっぷりの雨です。


さてこれは、音響熟成®木材のテーブル。

わが家に来て半年くらい経ちました。


無塗装だから心配していたけれど、

子どもたちが油のついた手で触ったり、

食べこぼしたり、はっとするような染みも

いつの間にか馴染んでしまっています。


こんっとぶつけてへこんでしまった時も

すぐにたっぷりの水を含ませて置いておくと

見事に復活してくれました。


相変わらずのやさしい手ざわり。

いや、もっと角が取れてやさしい表情に

なってきました。


娘は宿題もこのテーブルで。


これからも家族とともに成長して

いい色に変わっていってくれるはずです。




 2023.06.29 夏号


朝は夏本番を思わせる

暑い日差しが照りつけている、と思ったら

すぐにまた雲の色は変わり、雷鳴とにわか雨。

お天気の不安定な時期となりました。


これからかんかん照りになる前の

潤いの雨をしっかりと味わっておきたいと思います。






さて先日、あさひがお届けしているちいさな季刊誌

「木と暮らす。夏」号が出来上がりました。


今回は、この度リノベーションさせていただいたお家の

リノベーションの様子を特集しております。

普段なかなか見る機会のない

現場の様子を知って頂ける特集となりました。


特集「木の家、夏のくらし。」では

夏の家のお手入れ方法や、

夏にうれしい食のお話など

健やかな暮らしに役立つ小さなコラムを

載せています。


お家をご計画中の方、あさひのOB様などに

後日お届けいたします。

ぜひご覧ください。



 2023.06.23 見学会に向けて


二十四節気 夏至(げし)


先日の夏至の日は、長い長い日を

たっぷりと感じられるような天候ではなく…


それでも、夜の8時頃でも真っ暗ではないことに

夏の夜を感じました。


さて、いよいよ来月9日から

築50年の日本家屋のリノベーション見学会です。


現場は、漆喰をほぼ塗り終わり、

キッチンや水回りなどの設備の工事に入ります。

はなれの施工もしております。


伝統的な日本の木組みの家がお好きなお施主様。

趣のある素敵なお家となりました。

音響熟成®木材のキッチンや薪ストーブ、

ロフトなど、こだわりがたくさんつまっております!




お施主様には、あさひが施工した

里山カフェHAKUさんをきっかけに知って頂き、

日本建築がお好きで、あさひが建てる木の家を

いつも楽しんで見てくださっておりました。


そんなお施主様のこだわり、大工の手刻みの仕事など

魅力がいっぱいですので

ぜひ皆さんに見ていただけたらいいなと思います。

これから家をお考えの方から

あさひのOB様もぜひ

お誘いあわせの上、お越しくださいませ。


 2023.06.16 梅子黄


七十二候 梅子黄(うめのみきばむ)


梅干しと梅シロップ、

今年は娘と一緒につくりました。

小学生になると、頼もしく

なんでもやってくれるようになるものです。

梅の仕事をしている間は

部屋中に甘い香りが漂い、

心地よい空気が流れます。

梅シロップ、今年は氷砂糖ではなく、

さとうきびの茶色い砂糖と甜菜糖で。

琥珀色のシロップとなりました。







3歳の娘は小鳥のように

美味しそうな実を探しまわる季節が

やってきました。

ブルーベリーに、木苺に、トマト。

小鳥よりも早く見つけて歩きます。


青々と茂る、みょうがの葉っぱをちぎると

さわやかなみょうが独特の香りがします。

娘には「お汁のにおいがする」ようで、

何回もかぎたがります。

確かになんだか食欲をそそる

美味しいにおいがします。

お寿司を包んだり、お饅頭を包んで蒸したり

するところもあるみたいですね。






旬の食べ物には、ありがたいことに

その季節に嬉しい栄養素がたくさん詰まっています。



梅には、その味からわかるように、クエン酸などの

有機酸が豊富に含まれているので

疲労回復効果や、疲れにくい体にしてくれたり、

エネルギー代謝を助けてくれる働きがあるそう。

抗菌力も強いため、食中毒の予防や

胃腸の調子を整える効果もあるそう。

カルシウムや鉄などのミネラルも豊富に含まれるようです。

想像しただけでもわかるように、

唾液の分泌を促すので、食欲の落ちる夏には

ぴったりの食材です。



からだにやさしい暮らしを考える日々…

家も食べ物も…

体に取り入れるものは

できる限り素材にこだわりたいなと思います。


 2023.06.06 季節の手仕事


二十四節気 芒種(ぼうしゅ)


畑に、手仕事にと、忙しい季節となりました。

雨ごとにぐんぐん伸びる夏野菜の苗を支柱に巻き付け、

花芽が伸びてきたハーブたちは

まだまだ葉を楽しみたいので花を取ります。


どくだみの花はお酒につけて虫よけに。

さわやかに香る青梅は、梅シロップ用に凍らせて。

少し黄色い梅は梅干し用に、もう少しだけ熟して

甘い香りが引き立ってくるのを待ちます。


季節の手仕事は、一年の中でその時だけしか味わえない

旬の香りと美しさがあります。

それを味わいたくて今年もせっせと手を動かしています。

暑い日に飲むさわやかな梅ジュースは

子どもたちも大好きなのです。







そういえば先日、蛍を見に行きました。

あさひの事務所から

歩いて1~2分ほどの場所にあるちいさな川。

昔は少なかったけれど、今はたくさんの蛍が

飛ぶようになりました。


やわらかなリズムで息を合わせて

ぽっと光る蛍。

田舎の、少し肌寒い梅雨の合間の夜の景色。



 2023.05.31 木っずいすワークショップ


中国地方も梅雨入りしました。


洗濯物は部屋干しだけれど、

植物たちが生き生きとしてくる雨の日は

とても美しいです。


さて、先日あさひでは、

音響熟成®木材でつくる「木っずいす」づくりの

ワークショップを開催しました。


親子でのご参加、

お孫さんと一緒に、

DIYがお好きな方、

遠方から来られた方、

運動会の後に来てくださった方など、

たくさんの方々に木っずいすづくりを

体験していただきました。











皆さん楽しそうに作業されていました。

出来上がった椅子をうれしそうに

持って帰っていく子供たち。

お家でも木のぬくもり、香りを

感じていただけたらうれしいです。


作業場にたくさん余っている木の端材も販売。

みなさん、何に使おうか悩みながら

真剣に選ばれていました。


そして今回はHAKUさんのキッチンカーにも

来ていただきました♪

作業後に美味しい飲み物やお菓子を頂きながら

ゆっくり…

普段はなかなか行きづらいお家の見学も

イベントついでにふらりと見られるように

しておりました。


のんびりと楽しいイベントになりました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。



 2023.05.23 緑の旬


二十四節気 小満(しょうまん)


あらゆる生命が満ちて

きらきらと輝きを増す季節。


今年も、あさひの柿の木の下にある山椒の実を

小粒のうちに取ることが出来ました。

下茹でして、いつでもちりめん山椒にできるように。


山椒独特のさわやかな辛みと風味は

何にも代え難く、清々しいこの季節に似合う

嬉しい旬の香りです。





甘くふくよかだけど、ほんのり青みのある風味が

初夏らしい豆ごはん。

今回はうすいえんどう豆で。

これから夏に向けて枝豆のご飯も美味しいですね。


緑のものがさわやかで美味しい季節です。




 2023.05.11 木っずいすづくり


二十四節気 立夏(りっか)


朝はまだまだ温かな飲み物が恋しいですが

日中はぐんっと暖かく

気持ちの良い初夏の陽気となりました。

木漏れ日がきれいな季節です。




さて、来る5月27日(土)に、

木っずいすづくり体験のイベントを

今年も開催いたします。


音響熟成®木材でつくる木のちいさな椅子。

お子さんが座るのはもちろん、

可愛らしいのでお部屋や玄関に飾ったり、

ちょっとした踏み台としてもなかなかいいのです。


無塗装のため杉のやわらかな肌あたりも心地よく

やさしい木の香りに癒されます。


あらかじめ椅子づくりのためにカットしてある木材を

木づちで組み立てていくだけなので

DIYが初めてでも大丈夫です。


少しずつ予約も埋まってきています。

ぜひ、ご予約はお早めに!


そして今回、なんとHAKUさんのキッチンカーも

来て下さることになりました!

いまからとても楽しみです♪





 2023.04.21 木の香り


二十四節気 穀雨(こくう)


植物たちに恵みの雨が降り注ぐ頃。

木々の枝に芽吹いた小さな葉の間に

花のつぼみをみつけると、これから夏に向けて

咲く花に心がわくわくします。



さて、以前OB様の取材の時にこんなお話を聞きました。


「子どもが、お友達におもちゃを貸してあげると

家に持って帰っても木の香りがするっていうんですよ」


住んでいる自分たちはもう当たり前になって

しまっているけれど、周りには木の香りを

感じていただけているみたいです。


こんなこともありました。

あさひでお仕事のお打ち合わせをさせていただいた方が

「持ち帰った書類を自宅で広げてみると

木の香りがしてほっこりしました」

とおっしゃっていました。




空気がうまい家®を建て始めた頃の、

十数年前のお家でもいまだに

木の香りがするねと言われるそうです。

あさひの事務所に入ってこられた方にも

木の香りに癒されますね。とよく言っていただけます。


きっと理屈なしに、体で感じるこの感覚こそが

とても大切で、自然の香りに、体が癒され、

喜んでいるはずです。


私たちも、皆様からのそんなエピソードや嬉しいお言葉に

木の香りとともに日々癒されております。


 2023.04.14 春の旬


七十二候 虹始見(にじはじめてあらわる)


空気が潤いはじめ、冬の間は見ることのなかった虹が

見やすくなってくるこの頃。

お天気の変わりやすさもまた春らしいですね。


またまた山菜のお話ですが

先日の筍は、筍ご飯や煮物、焼いてみたりと

様々な料理にして楽しんでいます。

まだほとんど頭を出していなかった筍は

えぐみが少なく、やわらかくて

子どもたちも大好きで、飽きもせず食べています。




筍には見ての通り、食物繊維が多く含まれていて

腸を整えてくれそうです。

カリウムも多く含まれているので、

ナトリウム(塩分)の排出も促し、

チロシンというアミノ酸は疲労回復にも効果があるそう。

春の身体にぴったりですね。


今朝、母は蕗のあく抜きをしておりました。

春の野菜を食べられる季節を

もう少しの間楽しめそうです。


 2023.04.07 清明


二十四節気 清明(せいめい)


万物が清らかで生き生きとする頃。

先日の暖かさと、恵みの雨で

草木は一気に芽吹き始めます。

降り続いた雨で潤う葉。

緑が生き生きとし始めます。




山菜もちょこちょこと顔を出し、

作業場のむこうにあるたらの木には

たらの芽が次々と出てきています。

たけのこも出始めてきていて、

今日も思った以上に収穫できました。

たけのこご飯や、煮物に、グリル…

春の味をどうやって味わおうか楽しみです。


春にしか味わえない苦みやえぐみを頂いて、

冬に溜め込んだものをうまくデトックスして

身体を整えていく季節ですね。






 2023.03.30 美和の桜


七十二候 桜始開(さくらはじめてひらく)


心待ちにしていた桜の季節です。

ここ数年は保育園に子どもをお迎えに行った後

一緒に桜を見に行きます。

夕日にやわらかく透ける桜を見るのが好きで…

でもその美しさをうまく写真で伝えられないのが

悔しいけれど…






美和はこんな田舎ですが、桜の季節と栗の季節は

少しばかりにぎわいます。

4月2日(日)には、なごみ広場で桜まつりもあります。

神楽などの催し物や、出店もあるみたいです。

ぜひ行ってみてくださいね。


美和に住みたいとおっしゃるお客様も増えてきていて、

なんだかうれしいです。


 2023.03.24 見学会のお礼


二十四節気 春分


久しぶりのような気がする雨の春分。

牡丹餅のために小豆をコトコト炊きながら

お家でゆっくりと過ごしました。


さて、先日はお施主様のご厚意により、完成見学会を

開催させていただき、本当にたくさんの方々に

お越し頂きました。皆様ありがとうございました。


皆様の住まいに対する意識が

少しずつ変わってきているのかなと感じるとともに、

私たちがずっとお伝えしてきた

「健康」な住まいの大切さが、少しずつ、少しずつ、

浸透していっているのを実感することが出来ました。



見学会の時には施工途中でした、数寄屋門。

途中の段階でも、風情漂う門構えに

みなさま感動してくださいました。

完成の写真とともに、後日施工事例をご紹介いたします。


 2023.03.15 「木と暮らす。春」


七十二候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)


暑く感じるほどのぽかぽか良いお天気の日もあり油断していたら、

外気温1℃と、霜の降りる朝が訪れ、体にこたえる時期です。

季節の変わり目ですが、皆様いかがお過ごしですか?


さて、あさひの小さな季刊誌「木と暮らす。」

春号が出来上がりました。

OB様、一度見学会に来て下さった方たちには

既にお送りしています。





今回は、自然素材専門の工務店、あさひが考える

家を長持ちさせる暮らし方などを特集しています。


この記事をつくるために色々と調べていくなかで、

とても興味深いことに気が付きました。


まず、大切なことは「巡りよく、よどみなく」

滞ることなく、循環させることが大切だということ。

これはきっと家だけでなく、

人の身体、心も同じだと思います。

溜め込まないことが、健やかでいられる

大切な方法です。


木の命が「生きている」音響熟成®木材と

自然素材のみでつくられた幻の漆喰®は、

自然の力そのものだから、経年変化が美しく、

愛着を持って暮らしていけばいくほど、味わい深くなって

ほとんどメンテナンス(人の手を加えること)を

しなくても、自然と味わいが増していきます。


そして、浴室や洗面、シンクなどの設備は

人工的なものだから、どうしても時が経つにつれて

劣化してしまうのはいたしかたありません。

なので、どうしても定期的なメンテナンスは必要になってきます。

それでも、少しでも長持ちさせるためには

最初に書いたように、汚れなどは溜め込まず

できるだけきれいに滞りなく使っていくことで

キレイを保ったり、メンテナンスを減らしたり

することが出来ます。


そして、少し抽象的な表現かもしれませんが、

「愛着を持って」というのが

実はとても大切なことだと思うのです。

お気に入りのセーターを繕いながら大切に着たり、

皮の財布を磨きながら大切に使ったりするのと同じように

家も愛着を持って大切にされていると

必ず答えてくれます。


あさひでお家を建ててくださった方々は

大切に住んでくださる方が多いので

なんとなく感じてくださっている方も

多いのではないかなと思います。



 2023.03.10 自然も人も


二十四節気 啓蟄(けいちつ)


冬ごもりをしていた動物や植物たちも

暖かな春の気配を感じ

少しずつ目を覚ますころです。


さて、先月になりますが、はじめて味噌の作り方を習いに

家族みんなである教室に行ってきました。

手づくりの味噌はずっと興味があっても

”発酵”というのが難しそうで

どうしても挑戦できずにいました。


今回習ったのはおからでつくる、おから味噌。

蒸さなくてもよいので、はじめやすく、

簡単に言うと”混ぜて入れるだけ”です。

子どもたちと泥んこ遊びのように

糀と塩をすりすり、にぎにぎ。

子どもがつくると、いろんな元気な菌たちが入って

カビは生えやすくなるけれど、とっても美味しくなるのだそう。


あったかい子どもの手で握られた糀菌は

大人たちのものより早く目を覚まし、

さらさらとしていた乾燥の糀が、ぎゅっとすると

塊になるほどになりました。


ここに豆乳とおからを入れてなじませ、

空気を入れぬよう甕(かめ)につめて

最後に裏山に取りに行ったクマザサでふたをしました。





味噌をつくりながら、先生が教えてくださった

発酵のこと、カビや菌のこと、薬膳や東洋医学のことなど

いろんなお話がおもしろくて

もっとおおらかに、普段の料理に”発酵食品(菌たち)”を

取り入れたいなと思ったと同時に、


菌も自然も人もみんな一緒に生きていて

みんな同じ生き物だなあと感じられました。


 2023.02.27 お施主様の声


七十二候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)


昨日は霞もなく、澄んだ青空の一日。


あさひがお取り扱いさせて頂いている建材メーカーの

カイケンコーポレーションさんに同行し、

あさひのお施主様の取材へと行ってまいりました。


午前、午後と2軒お邪魔させていただきましたが、

お施主様から紡ぎ出される、

やさしく愛にあふれたエピソードやお言葉の数々、

たくさんのご経験や想いをお聞きして、


感動と、驚きと、発見と、深い納得と、腑に落ちる感覚と、

全てがつながり、そしていちばん大切なことに気づかされる…

そんな深くて、尊い時間を過ごさせていただきました。


今回はカイケンコーポレーションさんの取材ですが、

何かの形であさひからも皆様にお伝えすることが

できたらと思っております。




写真は、お客様をあたたかく迎え入れる薪ストーブと、

お施主様が種から育てられた蝋梅の木。


やさしい想いに包まれた一日でした。


 2023.02.17 雨水


二十四節気 雨水(うすい)

草木が目を覚ますころ。

可愛らしい香りを漂わせ、小さな水仙が

いくつか咲いていました。



さて、あさひの作業場には今、

丸太が3本ほどあります。


2本の地松の丸太は、現在施工させて頂いている

純和風家屋のリノベーションで

補強として入れる梁になります。


松らしい曲がりのある梁は、見ごたえがあります。

どんな風に組まれて、どんな風に生まれ変わるのか

とても楽しみです。




1本の杉の丸太は、直径が40~50㎝ほどあります。

こちらは丸太をそのまま生かした

椅子やスツールに加工しようと考えています。


丸太に触れる機会は意外と少ないかもしれません。

何十年、何百年と生きている木の年輪を見ると

たくましく、力強さに圧倒されます。


あさひの宿泊体感の家にも、丸太の椅子を置く予定ですので

機会があればぜひ貫禄を味わってみてくださいね。



 2023.02.10 立春


二十四節気 立春(りっしゅん)を過ぎました。

あたたかな数日を過ぎた後、

今日はとても冷たいみぞれまじりの雪でした。


先日の節分は、保育園と実家とわが家で

3回の豆まきをしました。

3歳になったばかりの娘は、3回とも鬼を怖がって

大泣きしたり、抱っこされたり…

鬼が誰なのかわかっていても怖いんですよね。

5歳の娘は、自分の中の”あきらめ鬼”と

追い出したいと、豆をまいておりました。

(5歳にして自分の中の鬼と戦うだなんて

母は驚きました!(笑))


恵方巻に、魔除けの鰯(飾らずに食べてしまったけれど…)

これで新たな春を迎えることができます。


昨年の節分からスタートしたこのブログ。

これまで、細やかな季節の移ろいと共に、

自然素材の家での暮らし、

日々気づいたことなどを綴ってきました。

これからもそんな小さな気づきと、

そして皆様に少しでも役に立ったと言っていただけるような

ことを見つけてお伝えしていけたらなと思います。

時々、覗いてみてください。

これからもどうぞよろしくお願いします。





 2023.01.31 見学会のお礼


七十二候 鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)


あたる風は冷たいですが、雪は解け

春の気配をほんの少し感じられるような

やわらかい日が差しています。


さて、先日は雪が心配されるなか、

あさひの宿泊体感の家、完成見学会に

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。


今回来ることが出来なかった方も、

いつでもご見学していただけますので

お気軽にお問い合わせください。

(OB様ももちろん大歓迎です!)


カーテンやその他の備品などをそろえ

準備が整い次第、宿泊体感の家オープンいたします。

それまでもご見学は可能ですので

お申し付けくださいね。


そしていずれは、イベントスペースとして

お貸しすることも考えています。

(例えばヨガや各種ワークショップなど)

自然の風景に、自然素材の家。

心地よい空間でのイベントはいかがですか。






音響熟成®木材と幻の漆喰®でつくる家は

本当に気持ちがよいです。

家をつくる立場である私たちも、完成した家にいると

とても居心地がよく、時間がゆったりと

流れているような気分にさえなります。

(見学会も皆様いつも、木の香りに癒されながら

ゆっくりと見ていただいています)

やはり、からだを休める大切な「住まい」は

本当に癒される場所であるといいなと思います。


 2023.01.24 大寒


二十四節気 大寒(だいかん)を過ぎました。


一年で最も寒さが厳しくなるこの頃。

このブログを書いている今も

急な吹雪で、ほんの少しの間に雪が積もり始めました。

今週は寒さに辛抱を要しそうです。


さて先日は、あたたかなぜんざいを食べに行ってきました。

お昼ご飯は食べてから出たのですが、

美味しいものはたくさんあるので

みんな思い思いに、食事、甘いものなど

好きなものをいただきました。

七輪で焼くお餅とぜんざいは格別でした。





お店の佇まい、世界観が素敵すぎて

行くたびに見惚れてしまいます。

惜しげもなくつかわれた太い丸太の梁に、

繊細でありながら力強い大工の手刻みの仕事の数々。

他ではなかなか見ることはできません。


こたつに囲炉裏、七輪の火。

寒いけれどみんなで囲む火はあたたかで

現代の暖房とはまた違った良さがあります。

あたたかな火にあたりに行って、

「暖を取る」という言葉がしっくりくるような

そんな冬の時間を過ごしました。


 2023.01.13 宿泊体感の家


七十二候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)


今朝は、昨晩からの雲の影響もあって

すこしあたたかな朝でした。

久しぶりの長雨ですが、皆様はいかがお過ごしですか。


七草粥(今年は七草が用意できず

蕪の葉だけのおかゆでした)、鏡開きも終わり

すっかり日常に戻っています。



さてさて、あさひでは宿泊体感の家の

準備を着々と進めています。

漆喰も塗り終わり、照明の取り付けを始めています。


ここでお知らせです。

オープンに先立ち、宿泊体感の家、

見学会を開催いたします。

まずは見に来てみてください。



1/28(土)・29日(日)10:00~16:00

詳細は後日お知らせいたします。



宿泊できる、空気がうまい家®。

あさひは家の「空気」を一番に考えた、

健やかな家づくりをしています。


一日暮らすように過ごして、

こだわりの木と漆喰でつくる家の

空気の違い、心地よさをぜひ感じてください。


 2023.01.06 謹賀新年


明けましておめでとうございます。


皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか?


2023年はもっともっと

皆様の健やかな暮らしのお役に立てるよう

頑張って参ります。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。




今年は社長が、竹を切りだして門松をつくりました。


竹は節のところをうまく切ると

まるで笑っているかのような口の形になります。

なんだかとても可愛らしいです。


今年も皆様の笑顔がたくさん見られますように。


 2022.12.27 本年はありがとうございました。


少しずつ寒さも厳しくなってまいりました。

時折射し込む日射しがあたたかで

恋しい季節です。


さて、年末を迎えます。誠に勝手ながら

年末年始は12月30日から1月5日までを

休業とさせていただきます。


2022年も皆様には大変お世話になりました。

感謝申し上げます。


2023年も皆様の健やかで心地よい暮らしの

お手伝いができますよう、

精進してまいります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。



先日の美和の冬の夜空。

空気が澄んでとてもきれいでした。

よいお年をお迎えください。


 2022.12.23 あさひの小冊子できました。


二十四節気 冬至(とうじ)を迎えました。

昨日は柚子湯に柚子茶に、南瓜をいただいて

しっかりと温まりました。

いつもはお風呂になかなかすぐに

向かってくれない娘たちですが、

昨日は柚子をもって嬉しそうに入ってくれました。


今朝は明るくなってきたころから雪が降り始め

あっという間に10㎝ほど積もりました。

寒いので、皆様お気をつけてお過ごしください。




さて先日、あさひの小冊子「木と暮らす。」

第二弾ができました。


季節ごとに、住まいのこと、健康に関することを

ささやかですがお伝えします。

今回は「冬」の暮らしがテーマです。

年末の大掃除に向けて、無垢の床のお手入れ方法や

洗剤を使わない、住まいのナチュラルな

お掃除方法などの特集や、

冬の体をいたわる、冷え対策についても

少しご紹介しています。


何かのお役に立てますように。


お家を計画中の方、又はOB様にお送りしました。

ぜひペラペラとめくってみてくださいね。




 2022.12.15 宿泊体感ルーム


昨日はふたご座流星群の極大日でした。


この辺りは薄曇りで(あとものすごい寒さで)

子どもたちと見るのは諦めましたが、

先日、一つ流れ星を見ました。

娘も初めての流れ星を見られたことが

とても嬉しかったようです。


さて、今日は1月末に完成を予定している

宿泊体感ルームの様子をご紹介します。




あさひの事務所のはなれの家をリノベーションし、

宿泊体感ルームをつくっています。

(内装工事中です)


家を選ばれるときは、そこで実際に

「過ごして」いただくことが一番だと思います。

これから長いお付き合いをする家です。

暮らすように過ごして、

一見するだけではわからない

空気の心地よさを感じていいただけたらと

思っております。




1月末頃、見学会を予定しております。

気になる方、これから家をお考えの方、

OB様もぜひ、お気軽にご見学ください。

また、随時情報をお知らせいたします。


 2022.12.09 霜


二十四節気 大雪(たいせつ)


大雪を過ぎました。この辺りは初雪はまだですが

朝の景色は透き通るような銀色で

庭の葉たちは、きらめく霜で

きれいに縁どられていました。




さて、昨日は満月でした。

12月の満月はコールドムーンと呼ばれています。

まさに寒い季節の月。

赤く光る火星と並び、澄んだ空に

明るく輝いていました。


寒い冬は、いろいろなことが億劫になりますが

月や星を明るく美しく見ることができるのは

寒い寒い冬の、澄み渡る空気の

おかげでもあります。



先日作った花梨のジュレ。

この赤が美しくて、手間がかかっても

作りたくなります。

のどに良い花梨。

この冬の、のど飴代わりに。


これから寒さが厳しくなっていきますが

どうか皆様、体を温めて

元気にお過ごしください。


 2022.12.02 橘始黄


七十二候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)


師走に入り、急に寒くなりました。

市場には冬の体をいたわる食材が出回り始めています。

澄み渡る冬にだけ味わえる、花梨と柚子の香りは

はっとするほど華やかです。




寂しくなる庭にひときわ華やかに咲く山茶花の花。

散り始めた紅葉と入れ替わり、

庭を明るく彩ります。


そしてそんな寒い日には、

温かい飲み物で温まりましょう。

子どもたちもはちみつを入れた

温めるお茶が好きで、つくると喜びます。



さて、現在あさひの季刊の冊子を作っています。

もっと住まいのこと、健康に関することを

季節ごとの目線で伝えられたらなと、

試行錯誤しています。

ぜひ、お楽しみに。


 2022.11.24 小雪


二十四節気 小雪(しょうせつ)


紅葉していた葉もほとんど落ちて

日に日に冬に近づいています。


それでも日中はあたたかい日も多く、

しっかりと厚着をして外に出たけれど

結局羽織りものを脱いでみたり…


そんなあたたかな先日、子どもたちが

保育園で掘ったさつまいもを持って帰ってきたので

焼きいもをすることにしました。




本当なら焚き火の火が恋しいはずなのに

暑くて、子どもたちは砂遊びをしに

向こうに行ってしまいました。


砂でつくった星の形のケーキには

たんぽぽと紅葉した葉がカラフルに飾られていました。




 2022.11.16 見学会を開催しました


七十二候 地始凍(ちはじめてこおる)


昨晩は快晴で、今朝は急に冷え込みました。

庭の藪の赤い葉も一気に散り、

冬の景色へと変わり始めています。


さて、先日は岩国市車町にて

お施主様のご厚意により、

完成見学会を開催させて頂きました。

今回のお家は一階と二階でわけた二世帯住宅です。





「木が好きなのですごくよかったです。」

「ここまで木が使ってある家は初めてです。」

「木の香りがとてもよかったです。」

「居心地が良かった。」

「最高でした!」


などなど、感動されているお客様もたくさんいらっしゃって

私たちも嬉しい限りです。


本物の木と漆喰の家の良さを

しっかりと感じて頂けたと思います。


住宅街にありながら、一歩中に入ると

心地よい森の中のような空気が漂います。

詳しい家の紹介は施工事例をご覧ください。


お越しいただいた皆様、ありがとうございました。


 2022.11.09 紅葉


二十四節気 立冬(りっとう)


夜の空気は澄んでいて

昨日の皆既月食は、赤銅の美しい月を

存分に楽しむことができました。



さて、先日はみんなで温井ダムに行ってきました。

紅葉がちょうど見ごろで、お天気も良く、

真っ赤に透ける葉と、暖かな色の山々を

たっぷりと楽しむことができました。




お昼はきっちんたまがわさんで

地元のものを使った体に優しいランチをいただいて

ゴーカートにセグウェイ、公園と、

体を動かしてたっぷり楽しみました。






晩ご飯は山賊へ。

久しぶりに入ったこたつのあたたかさに

懐かしくて感動しました。

子どもたちは初こたつにほっこりとしていました。


あたたかいお料理をいただいて

ほかほかしたまま家路につきました。


 2022.11.04 手づくりと住まい



七十二候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)


庭の藪にある山漆(ヤマウルシ)は

もみじより先に真っ赤に色づきます。

ツワブキも可愛らしい黄色い花を咲かせはじめ、

これから花の少ない秋冬のお庭を鮮やかに彩ります。






肌寒い朝、温かい湯気をわかせながら

ことことと温かいものを煮込むと

寒さでこわばった体を

ゆっくりとときほぐしてくれる気がします。


自然素材の家に暮らして、

食もなるべく自然に近いものにしたい

そう思って、加工肉はなるべく手作りしています。


煮豚はほろほろと崩れるくらいやわらかで

子どもたちもお気に入り。

ゆっくりことこと、時間がおいしくしてくれるので

意外と手間いらずです。


ベーコンは塩づけにして3~4日。

それから炭火でゆっくりいぶします。

何回も作ってみて子ども向けに

スモークしすぎないのが我が家流になりました。

1~2か月分を作って冷凍しています。


色が悪くてもそれは無添加である印です。

本物の醤油やお酒、塩でつくると

素材が本来もつ複雑な自然のうまみがうまく掛け合わさり

とてもおいしくなります。

これは添加物がつくる人間の舌にわかりやすいおいしさには

真似できない、素材そのものがもつうまみです。



そして住まいにも同じことが言えるような気がします。

本物の素材でなければ生まれない、

佇まい、心地よさがあるような気がします。



 2022.10.26 栗ひろい


二十四節気 霜降(そうこう)


朝は10℃をきることも多くなってきました。

まだ霜まではいかなくとも

庭の葉たちは冷たい朝露に濡れています。


先日、今年最後の栗ひろいをしてきました。

今年は例年より少なめではありましたが

大きい栗がとても多く、

子どもたちも栗を見つけては

楽しそうにかごに入れていました。


2歳の娘はイガがとても痛いことを知り、

5歳の娘は長靴でイガをひらて

栗を取ることが出来るようになりました。





栗は今年も渋皮煮やジャムに。

洋酒なども入れず、バニラだけでシンプルに煮ました。

岸根栗は大きくて食べ応えがあります。

一年に一度の贅沢です。




 2022.10.19 秋の雨


冷たい雨が降り、

日に日に秋の深まりを感じられます。


先日、星座が好きな娘のために

星がきれいといわれるところに行ってみました。


昼間はいいお天気で、乗馬や牧場、

景色のきれいなところ、美味しいものを

存分に楽しむことができました。




しかし、夕方からは少しずつお天気は下り坂…

深い霧が立ち込めて、

夜には冷たい雨となってしまいました。


次の日に予定していたプラネタリウムも

疲れのため出てしまった熱で行けなかったけれど…

またリベンジしたい!と思える旅となりました。

いつか見たこともないような

きれいな星空が見れますように。


 2022.10.13 岸根栗


二十四節気 寒露(かんろ)


朝晩の冷えが急にやってきて、

先日とうとう暖房器具を出しました。

庭のブルーベリーの葉も紅葉をはじめ、

秋の深まりを感じます。


栗も落ち始めています。

あさひの事務所があるここ美和には

岸根栗という品種の栗があります。

特徴は何といってもその大きさで、

渋皮煮にすると特に大きさが際立ちます。

大きいのに甘さはしっかりとあり、

とても美味しい栗です。




事務所から2~3km離れたところに

あさひの栗林があり、今日拾いに行ってきました。


山の自然の腐葉土の香りが漂う

栗林の中を栗を見つけて歩くのは懐かしく、

稲刈りとともに子どもの頃の

秋の香りの記憶です。


今日は大きめの栗が見つかりました。

また後日、子どもたちも連れていきたいと思います。


みなさんも近々美和にお越しの際は

直売所などで栗を探してみてくださいね。


 2022.10.05 木の道具。


七十二候 水始涸(みずはじめてかるる)


稲刈りを終えた田んぼもあちこちに増え始め、

草たちも黄金色に色づき

秋の景色へと変わっていきます。


あさひの裏にある金木犀の香りが

まだ暑さの残る日中の空気も終わりを告げること、

冷たく澄んだ秋の空気を連れてくることを

知らせてくれているようです。




さて、あさひの作業場の倉庫には

色々な木の端材や、無垢の板が置いてあります。

家づくりには使えない小さいものは

何か活用できないかと考え、

トレーやカッティングボードに加工しています。


先日の秋のイベントでも、

このトレーでデザートをご用意したところ

とてもご好評いただきました。



木の道具はぬくもりがあって、優しくて

どこか愛着がわきます。

なんでも優しく受け止めてくれるような

包容力を感じます。


そして家も同じだなと思うのです。

ぬくもり、優しさ、包容力。

心地よい空間をつくってくれる家に

愛着を持って暮らしています。


 2022.09.28 秋と、栗と、木と。


先日、「秋と、栗と、木と。」

香りを愉しむ見学会と題して、

イベントを開催させていただきました。


あさひの展示場がこの日、

HAKUさんとのコラボでおしゃれなカフェになりました。



まずは何といってもHAKUさんの新作スイーツ!

「栗のイートンメス」です。

こだわりの岸根栗の渋皮煮に、自家製モンブランクリーム、

アールグレイのジュレなど秋らしい素材がいっぱい!

何が出てくるかわくわく!

いろんな美味しさが飛び出してきて

とても美味しかったです!


素材を一つ一つ丁寧に手作りされています。

一日にたくさんの数を用意するのは難しいなか…

それでも用意していただいた15食、

完売となりました!


10月1日からHAKUさんでも

予約制で食べられるそうです。

ぜひ味わいに行ってみてくださいね。






家の感想もたくさん頂いております。


「居心地がよかった」

「木の香りがよく和風なのにモダンでとても素敵だと思う」

「空気がほんとにおいしく心地いい空間にいやされました」

「気持ちいいので長居したくなります。

こんな家に住んでみたいと思います」


栗の美味しさと、木の香りを

感じていただけるイベントになりました。


HAKUさんも、あさひのスタッフ共々、

とても充実した一日を過ごさせて頂きました。


お越しいただいた皆様、ありがとうございました。


 2022.09.22 秋分


明日は秋分。

小豆ともち米を用意して

お彼岸の準備をします。


先週の台風。

皆様はご無事でしたでしょうか。

この辺りは雨が多く降りました。

通り過ぎた後の空気はひんやり冷たく

慌てて秋冬の支度をしました。


子どもたちは吹き返しの涼しく強い風に

テンションが上がり、

半袖のまま大喜びで走りまわっています。





あさひのまわりの秋を探してみます。

柿はあともう少し。

無花果は一番の旬をむかえて

毎日色づいています。

彼岸花も咲きほこり、

お隣の田んぼは稲をはさ掛けしていました。

里山の秋の風景です。


さて、今週末はHAKUさんとの

栗のイベントです!

秋を感じられる新作デザート。

スタッフも楽しみにしています。


 2022.09.12 お月見


9月10日は中秋の名月でした。

雲の多い日でしたが、月が出るころには

雲の切れ間もあり、

明るく美しい月を眺めることが

出来ました。




昼間はお団子づくり。

でもつるんとしたお団子が苦手な娘。

昨年と同じく、かぼちゃを練りこんだ

黄色いお団子を揚げてつくりました。

みりんを少し入れて作った

蜜をかけていただきます。

とろり、もちもちで大人気です。



田んぼのあぜ道にあるすすきを摘みに行くと

彼岸花が少しずつ咲き始めていました。

刈り取られたばかりの草の香りが

秋の風と共に漂います。

草の勢いも、やっと少しずつ

落ち着きはじめています。



いただいた葡萄に鬼灯。

秋が深まり始めています。


 2022.08.31 処暑


二十四節気 処暑(しょしょ)


夜のかえるの歌声は、

いつの間にか秋の虫の声へと変わり、

朝晩の空気はひんやりと清々しい日も増えてきました。


残り少ない夏を愛おしむように

西瓜を食べて、

秋からやってきた少しひんやりとした空気の中

花火をしました。

新月の夜、流れのはやいうすい雲の間を縫うように

さそり座と夏の大三角形を探します。

西に向かう春のうしかい座と

東からはそろそろ秋の星座が見えはじめます。



さて、あさひの裏庭のいちじくも

早生のものは熟し始めています。

黒い皮のいちじくはとろっと甘く、

半分に切るだけで贅沢なデザートです。


娘が「栗が食べたい」というので思い出しました。

昨年作った栗のペースト。

一瓶ほど密封したものが余っていました。

そのまま食べても和菓子のようにしっとりと美味しい。

早生の栗が落ち始める前に

ささやかな秋の味をいただきます。


 2022.08.24 木っずいすづくり


先日、あさひの作業場にて

木っずいすづくりの体験イベントを

開催いたしました。


前日の大雨の後で、じめじめとまとわりつくような

暑さの中でしたが、

皆様、熱中して作業をされていました。


親子で協力し合いながら組み立てる姿、

夢中で作業することで、気持ちがスッキリしたという方、

普段あまり体験できることではないので

とても楽しかったという方、

子どもたちができた椅子を嬉しそうに運ぶ姿…


子どもから大人まで皆様とても

楽しんでいらっしゃる姿が見られて

私たちもとても嬉しくなりました。


無垢の、無塗装のやさしい木に

ふれあう時間になったと思います。

お家にも連れて帰っていただいてからも

木の香り、肌ざわりを味わっていただけると

思います。



 2022.08.18 秋の気配


七十二候 蒙霧升降(ふかききりまとう)


朝晩の空気が、少しひんやりと心地よくなってきました。

山には、木々が香り立つような霧がたちこめ

眺めているだけで、呼吸が深くなるようです。



お盆は涼しいところ、風の気持ちよく吹くところへ。

歩いて、汗をかいて、自然の中で涼み、

リフレッシュしてきました。

暑い反面、時に夕立もあり、

季節の変わり目を感じられます。





あさひの庭の、柿や無花果は

青い実をだんだんと膨らませ、

涼しく、色づいていく季節をまっているようです。


秋の気配が少しずつ…


 2022.08.10 立秋


立秋をむかえました。

日中はまだまだ火傷しそうなほどの

暑さですが、それでも

夕方の木陰の空気は少しずつ落ち着いて

やわらかさを増しているようにも思います。




夏が終わる前に

真っ赤なプラムのジャムと薄赤いすもものジャム。

毎朝のヨーグルト用にジャムをつくり置いていますが

これももうすぐ秋の味に変わりそうです。



名残のひまわり。

ずっしりと実らせた種で、頭を垂れていました。

背が高くて、子どもたちにとっては

立派な”木陰”になるようです。


ソフトクリームのような雲と、明るい色の空。

こんな夏の景色も、あともう少しです。



 2022.08.04 星と星座


今年は8月4日が旧暦の七夕になるそうです。

晴れそうですがもくもくとした雲も多い時期です。

天の川は見えるかな…


ある物語を読んで、星座や星のことに

興味を持った娘。

図鑑が欲しいというので買ってあげると

たくさんある星座の名前や

カタカナの並ぶ様々な星の名前、

赤く光る星は温度が低く、

青白い星は高温の星だということ…

たくさんのことを覚えて

教えてくれました。



だけど今度は本物の星をじっくり一緒に

観察してみたいと思います。

普段は真っ暗な場所に行って、ゆっくりと

星を眺めるなんてなかなかできませんが…

今度、お休みの前の晴れた日には

ゆっくりと。


早見板を合わせて、

どれがどの星座で、と探してみる。

実際の星空にはつなぐ線がないから

頭の中で想像力を働かせて。


でもそれが他の形に見えてもいい。

途中で風が運んできた雲に星が隠されても、

月明りで見えにくいときも、

それは自然の中にいる証だと教えてくれる。


知識だけじゃなくたくさんのことを

経験して何かを感じてくれたらいいなと思います。



さて、2歳のおチビさんも

いっぱい経験を積み重ねながら

お姉さんパンツにむけて頑張っております。


モチベーションは憧れのお姉さんパンツです。

失敗をしても、お姉さんパンツをはくことが

とにかく嬉しいようです。


 2022.07.28 木っずいす


大暑真っ只中です。

じりじりと暑い日が続いておりますが

皆様は、いかがお過ごしですか?


ホームページ内にもお知らせしておりますが、

来る8月21日(日)に、音響熟成®木材でつくる

木っずいすづくり体験をあさひ作業場にて

開催いたします。

あさひは自然いっぱいの美和にあります。


この木っずいす、建材メーカーの

カイケンコーポレーションさんの木っず家具として

10,000円+税で売っておりますが

この度2,500円で組み立てを体験していただけます!

(もちろんお持ち帰りいただけます)






音響熟成®木材の優しい肌ざわりと

心地よい木の香り漂うこのキッズチェアー。

お子様用としてはもちろん、

インテリアとしても可愛らしさを発揮してくれます。


親子での参加はもちろん、

大人の方だけの参加でもOKです。


もうカットされた木材を組み立てていくだけなので

大工仕事が初めての方でも安心してください。


また、このイベントは木っずいすに使用している

音響熟成®木材を使った、あさひのお家も

ご見学いただけます。

普段お家の見学会には行きづらいなという方でも

イベントのついでにふらっとお気軽に

ご覧いただけますよ。


数量限定なのでご予約はお早めに。

夏の思い出作りにいかがですか?

お待ちしております。



 2022.07.21  大暑


二十四節気 大暑(たいしょ)へと移ります。

一年の中で最も暑いとき。

それでも、漆喰の効果なのか

それほど湿度も高くなりすぎず、

さらっと快適に過ごせています。



23日の土用の丑の日のために、ウナギを予約しました。

ビタミンA、B群が豊富なウナギ。

甘めのタレは子どもたちも好きなようです。

夏を元気に過ごすために美味しくいただきます。




夏野菜は焼びたしにすると

ピーマンやパプリカでもよく食べてくれます。

里芋やかぼちゃは、一度はまんまるコロッケに

したくなります。夏はほくほくかぼちゃを。

とうもろこしは、水と塩だけのポタージュに。

濾すのがすこし大変ですが、みんな大好きなので

わざわざ作りたくなります。

どこまでもやさしい味になります。

夏にいただくことの多い胡瓜も

ぬか漬けにすればたくさん食べられ、

塩分も補給できます。



ジンジャーシロップをつくって、

さわやかジンジャーエールに。

時に体を温めるため、温かい紅茶に入れたりも。


旬の食べ物を大切に味わって、

夏バテしないように養生していきます。

それにしても夏は、パワー溢れる

力強い食べ物がいっぱいです。


 2022.07.13 小暑


二十四節気 小暑(しょうしょ)


蝉の声もいつの間にか聞こえだし

昼間の日射しは、じりじりとしていますが

快晴だった朝とは打って変わって

いつの間にか雲が出て夕立があったりと

変わりやすいお天気です。

夜はまだ涼しく、窓際の扇風機の風だけで

充分涼をとることができます。


本格的に暑くなる前に、少し涼しい写真を。







あじさいの青。夏の果実。かき氷。

つまみ食い名人の娘(2歳)は、自分でいすを運んできては

せっせとつまみ食いをします。

フルーツやトマトを用意しているときは

すぐに嗅ぎつけてきます。

大体食卓にのぼるまでに1/3はなくなっているのです。



さて昨日は十三夜月でした。

こらから満月にむけて満ちていく縁起の良い美しい月。

雲に隠れながらも、きれいな姿が見られました。


そんな夜に、娘(5歳)が何やら

音楽イベント(ごっこ)を計画しておりました。

「かか!今日2階でミュージックやるよ!

楽しみにしとって!」


保育園から帰るなり、まずはチケットづくり。

イベント名は英語で”MUSIC”だそう。

私につづりを聞きながら一生懸命書いていました。

MUSICはスマホで予約できるのだそうで。

おもちゃのスマホを渡され、予約の仕方を教えてくれました。

2階におもちゃのピアノを運び、楽譜をせっせと書いて

準備完了のようです。


お風呂上りのパジャマも、一端ワンピースにドレスアップし、

自分で照明の演出もして、さあ開演です。




2階に案内され、階段の客席から見るスタイル。

撮影の許可は下りたのですが、

これ以上大きいカメラでの撮影はお断りだそう。

ギリギリOKのカメラで良かった。


曲目はエリーゼのために(右手だけ)、

かえるの合唱、メリーさんのひつじ、

ちょうちょ、きらきらぼし。

自らが書いた五線のない楽譜を見ながら

上手に弾いておりました。

素敵な夏の夜にしていただきました。


それにしても、どこでこんなことを覚えたのか…?(笑)

子どもの想像力は、宇宙のようです。




 2022.07.04 七夕とそうめん流しと


今週は七夕なので、短冊と七夕飾りをつくりました。

せっかく竹を切るのだからと、そうめん流しをすることに。

「竹でご飯も炊きたいね」と、

やりたいことはどんどん増えて

夏野菜を焼いて、カレーと一緒にのせることにしました。




みんなそれぞれの持ち場で準備していきます。

おじいちゃん(社長)はもちろん竹の準備を。

器や箸もつくりました。

男性チームは火おこし。そして竹でご飯を炊いてくれました。

女性チームはカレーや野菜、そうめんの支度。

子どもたちは短冊づくりと、

そうめんと一緒に流すミニトマトを畑から収穫。

そして水がちゃんと流れるか、

念入りにチェックしていました。




合間に、前日に作ったシロップと氷で

かき氷を作って少し休憩します。

大人はほうじ茶ミルク、

子どもにはメロンミルクにしました。

冷たくて生き返ります。





さあ流します。子どもたちは最初、流れてくるそうめんを

嬉しそうに食べていたけれど、

すぐに飽きて、流す方を楽しんでいました。

トマトやブルーベリー、枝豆も流して。





竹のご飯も炊きあがりました。

ほんのり青竹の香りがうつり、おこげも香ばしい。

竹の器によそい、カレーと焼いた夏野菜をのせます。

白ワインはグラスの代わりに竹の器に。

氷とともに入れて夏らしく。


雨上がりでそこまでの暑さはなかったものの、

竹の緑と香りで爽やかな涼を感じることができました。



そういえば娘が書いた願い事…

「てにす(テニス)が(を)がんばりたい」

一回もテニスをやったことないのだけれど…

やってみたいということなのかな…?

子どもの夢はおっきくて、幸せで、新鮮です。


 2022.06.29 梅雨明け


傘をさしたのは何回だったか…

あっという間に梅雨はどこかにいってしまいました。

先日までは涼やかだった朝の空気も

前日の暑さが残り、少しむんっとしています。

本格的な夏の始まりです。



しばらく晴れそうなので、そろそろ梅も干してみます。

氷を作って、かき氷の準備もしておこう。

折れたブルーベリーの枝は、

まだ青かった実の透明感が涼しげだったので

ちいさなビンに飾りました。




先日からプールもはじめました。

顔に水がかかるのが苦手な娘。

この暑さが背中を押して、

顔をつけられるようになるといいね。


夏の支度、着々と。



 2022.06.21 夏至


夏至。

日の出ている時間が一年で一番長い日。

先日娘は、花火をしようと

早くから心待ちにしていましたが

いつまで経っても外は暗くなりません。

晩ご飯を食べても、まだまだ日は沈まないので、

6時半。とうとう明るいまま

花火をスタートすることになりました。



夏至はちょうど梅雨真っ只中。

梅仕事も梅雨とともに。

出来上がった梅ジュースも美味しい季節はもう少し先。

梅干し用の小梅は紫蘇に浸かって梅雨明けを待ちます。

完熟した梅はジャムにして。

ちょっと酸味が強いのではちみつと一緒に

水玉模様のヨーグルトに。


本格的な夏ももうすぐです。


 2022.06.14 入梅


梅の実の熟すころ。

長雨の季節が始まります。

昨日まで初夏の涼しい服装でいたのに

今日は春用のすこし肌寒くても大丈夫な

服をひっぱり出してきました。




暑さで乾いていたあじさいも雨の恵みで

いきいきともち直し、

花びらや葉を輝かせていました。




そういえば先日、

素敵なお庭をつくっておられる方のところに

少しだけお邪魔させていただくと、

大切に育てられたお花と種を

おすそ分けしてくださいました。

「種が勝手に落ちて咲いているのよ」と。

自然でやさしさの溢れるお庭に見惚れ、

こんな風に育てられたらなと

なかなか上手くいかない自分の庭を見て

思うのでした。



春から夏にかけて、お花も緑も

最もいきいきとしたときを向かえています。


 2022.06.10  ほたる


七十二候 腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる

6月の第一週あたり。

夜はまだ少し肌寒い頃。

近所の川には、蛍が光ります。


ふわっとやわらかい光が、

ほとんど同じタイミングでついたり、消えたり。

暗闇に光る様は星空のようで幻想的です。

(写真には撮れませんでしたが…)


2歳の娘は、暗闇が怖かったようで

抱っこから降りようとはしませんでしたが

みんなでしばらく蛍のあかりを眺めました。



そういえば、あさひの庭にある

ほたるぶくろの花も咲き始めました。

昔は祖母が、お花をパンっと叩いて音が出るよと

遊んでくれました。

ちょっとお花は可哀想ですが…

懐かしい初夏の思い出です。


 2022.06.06  初夏の楽しみ


二十四節気 芒種(ぼうしゅ)

最近は田植えも早く、ほとんどの田んぼには

苗が植わり、水面が風に涼しく揺れています。


日中は真夏日になる日も

多くなってきました。



名残のいちごでジャムを作りました。

加熱はほんの少しで色味とフルーティーな香りを残します。

やっぱりいちごジャムは手作りが美味しい。

ヨーグルトにかけるだけでも

とても贅沢なデザートのようです。




そしてこの時期のもう一つの楽しみが

梅シロップづくり。

昨年は娘が、水で割った梅ジュースが大好きで

外で汗をかいては、

爽やかな梅の香りを楽しんでいました。



梅の香りほど、初夏の似合う香りはありません。

と言いたいくらい。

うちには梅の木はないので、梅は買ったものですが、

いつも袋を開けるたび

爽やかに夏を迎える香りにうっとりしてしまいます。


氷砂糖と梅を重ねて。

少しずつ溶けて、梅の香りが移った

爽やかなシロップになっていきます。


 2022.06.02 収穫


七十二候 麦秋至(むぎのときいたる)

麦が黄金に色づく初夏。

あさひの畑にも収穫を迎えた野菜があります。


玉ねぎは少し小ぶりではありますが

たくさん獲れました。

新玉ねぎの甘さと瑞々しさは

初夏ならではの楽しみです。




温室の白いちごも実ってきています。

熟れたのがわかりづらいので

先日収穫した時には、酸っぱかったのですけど…

今回は驚くくらい甘いいちごになっていました。



柿の実も付き始めています。

大人になって特に好きになった柿。

今年もその季節が楽しみです。


 2022.05.26 床の拭き掃除


少し前ですが、ゴールデンウィークのある日

家族みんなで床の拭き掃除をしました。

娘はきれいになるのが気持ち良かったのか

次は窓を拭きたい!と、張り切っていました。



床を拭いていると、湿った水分とともに

心地よい木の香りがしてきます。

そんな時、やっぱり木が生きているなぁと

いつも感じます。

ダイニングテーブルの下にいつかついてしまった

トマトソースのしみも

いつの間にかわからなくなっています。

これは本当に不思議です。



傷もつきますが、子どもたちの成長を

優しくおおらかに受けとめ、

包み込んでくれているような感じがします。

そして、ごろんと寝っ転がる娘もきっと

その優しさを肌で感じているんだろうなと

思います。


 2022.05.18  山椒の季節


葉が瑞々しい柿の木の下で山椒の木も涼しく揺れています。

葉の独特で爽やかな香りは子どもの頃は少し苦手だったけど、

たけのこや鯛など春の料理にはよく

山椒の葉がのっていました。

大人になった今は好きな香り。

私も春の料理には山椒の香りを添えたくなります。



5月になり山椒の実がつき始めました。

ちりめん山椒が大好きなのに、

あさひの裏の畑に立派な木があるのに、

いつもタイミングを逃して作っていなかったちりめん山椒。

今年こそはと思い、まだ粒が小さいはしりのものですが

思い立った時に摘みました。



山椒の、少しぴりりとして爽やかな香りをまとった

ちりめんじゃこはご飯にぴったり。

子どもも山椒を外せば食べれるみたいです。

この季節の贅沢です。


 2022.05.09 いちご狩り


昨年植えた、

あさひ事務所の裏にある温室のいちご。

小粒ですが甘いいちごができました。

子どもたちは保育園からの帰りに寄っては

畑に直行します。



いちごが大好きな2歳の娘は

とったらすぐにぱくり。

嬉しそうに食べます。




わが家のブルーベリーも花をつけ

実も少しずつ膨らんできました。

昨年は庭に出るたび、鳥よりも早く収穫しては

つまみ食いをしていた娘(当時1歳半)は

今年もブルーベリーの木の周りに行っては

実が熟すのを心待ちにしているようです。


 2022.04.26 たけのこ掘り


森の若葉も、針葉樹の濃い緑に映えます。



行ってきました。たけのこ掘り。

今年は少ないとのうわさを聞いていたのですが…



予想に反して、大収穫でした。

この写真の倍以上は収穫することができました。



たけのこご飯に、蕗と煮たり、ソテーしても美味しそう。

でも掘ったその日は、せっかくだから新鮮なうちに

皮のまま焼いてみます。



根元のほうは少しえぐみがありますが

穂先は柔らかで美味しい。

米ぬかとあく抜きした残りのたけのこは

これからいろんな食べ方でいただくのが

楽しみです。


 2022.04.18 春の木陰で


透き通る薄緑色の若葉が

うっすらとやわらかい木陰をつくります。

春らしい暖かい風を感じるのが

気持ち良い季節です。



家族4人分のお弁当を作って

大きな木のある公園の木陰で

そろってお弁当を食べました。


日中は暑いくらい。

走り回る子どもたちは汗ばんでいます。

少し前は木陰が寒かったのに。

今は丁度いい。

日に日に移ろう季節にわくわくしています。



そういえば昨日は満月でしたね。

4月の満月は「ピンクムーン」とよばれているそうです。

ピンク色なのかなと、子どもたちも

わくわくしていましたが、

月の色がピンクなわけではないようです。

花の色を思わせる春らしい名前の月を

寝る前にそろって眺めました。


 2022.04.13 初めての釣り堀


先日、車で一時間ちょっとのところにある

釣り堀に行ってきました。



初めての釣り堀。

おじいちゃん以外は、全員苦戦してしまいました。

5匹釣ったところで、これを調理していただいて

みんなで食べました。



川魚を食べることはなかなか無いですが、

その美味しさに驚きました。

柔らかくてくせがなくて、

娘もおかわりするほどの美味しさです。

(写真を撮り忘れましたが…)



次に行ったのは、森の中にあるアスレチック。

木でつくられた様々なアスレチックは

素朴だけれど、どれも面白くて

熱中してしまいます。



付き添いで歩く大人もアップダウンの激しい

山の道を進むだけで、かなり良い運動です。



遊具だけの公園や子ども向けの施設は、

大人は少し退屈してしまうことも

あると思います。

でも自然の中のこの場所は

子どもも大人も、体を動かし、学び、

自然を感じ、熱中して楽しめる

五感を刺激されるような場所でした。

この日はみんな、心地よい疲れとともに

家路につきました。


 2022.04.04 季節を味わう


自然素材の家に住むようになって

季節のこと、自然のこと、昔からの習慣のこと…

暮らしの中で、もっと身近で細やかなことに

目を向けるようになりました。



もともと季節ごとに行う事

(例えばひな祭りのちらし寿司や、お彼岸のおはぎ、

梅仕事や栗仕事、冬至の柚子湯など

ほとんど食べ物ばかりですが…笑)

は、祖父母が当たり前のようにやっていて

私自身も好きだったので

今でもその習慣は身についています。

でも、その意味や成り立ちなど

細やかなことを何も知らずにやっていたなと

改めて最近見直すようになりました。



季節は春夏秋冬だけではなく

二十四節気、七十二候と細かく分けられること

旧暦や月の満ち欠け、日本の気候風土など…



日本人はいつも季節の移ろいを大切に味わい、

感謝し、楽しんで暮らしてきたこと。

日本人の暮らしはいつも

自然とともにあることを改めて知り、

これからもその伝統や習慣を

大切にしていきたいと

思うようになりました。

そしてその楽しむ姿勢を

子どもたちにも伝えていきたいと思います。


 2022.03.24 ちいさな図書館


娘がせっせと小さな机を運び

本を並べ、ちいさな図書館を作って

招待してくれました。

カウンターにはグリーンも飾られていました。

本は季節ごとに分けてあるのだそうです。



「おすすめは?」と聞くと

妹(2歳)のために、小さい子向けの

おつきさまの本と

私にはもみの木の本を選んでくれました。

確かに私の好きな本でした。

女の子はごっこ遊びが好きですよね。

他にも紹介したくなるくらい、

おもしろくて、可愛いお店やさんをして

楽しんでいます。

おじいちゃんに作ってもらった

この杉の机がいつも活躍しています。


 2022.03.16 自然のなかへ


先日、山へ行きました。

山といってもハイキングや登山ではなく

ただただ、散歩です。



私が幼い頃、祖父に連れて行ってもらっていた大好きな山。

いまは自分の子どもたちを連れて行きました。

葉っぱをひろい、枝を杖にしたり、

湧水を触ってみたり。

やはり、自然豊かな場所は

無条件にわくわくしますし、

心身ともにリラックスできます。



凛とそびえたつ杉や檜は

心を洗われるような清々しい香りを放ち、

その木陰で、山の湿度をしっとりと保っています。



その後、妙見山に上がり、展望台へ。

美和の山々を見渡すことができました。

そして、弥栄ダムと、菜の花が咲く公園へと行き、

自然を満喫する一日となりました。



山の香り、空の香り、花や草の香りを

子どもたちもしっかりと感じられたようです。

次は、たけのこの季節に行こうと思います。


 2022.03.10  豊かさのものさし。


山あいにある美和の春は、

少し遅れてやってきます。

まだまだ朝は氷点下近くまで下がることもありますが、

日中の暖かい日差しもあり

瑞々しく生命力に溢れた春が

少しずつ顔を出しています。



豊かさとはどんなことでしょう。

もちろん豊かさのものさしは

数字では測ることができませんが

人それぞれの価値観で違ってきます。



季節の移ろいを感じ、旬がもたらす恵を尊び、

自然のことを想うきもち。

ものに愛着を持ち、お手入れをして

大切に使うこと。

そして、大切な人の心と体の健康を想うこと。

誰かのこと、何かのことを想う気持ちそのものが

豊かさなのかなと感じています。



家づくりにおいても、

人それぞれが感じる豊かさのものさしをあて、

大切な人、もの、自然を想う人の優しさを汲み取り、

私たちにできる健やかな家づくりを

していきたいと思います。


 2022.03.07 家庭料理


「このスープおいしいね。明日も飲みたい!」

ブイヨンも何もいれない。

カリフラワーと玉ねぎだけの素朴なスープ。

あれこれ加えて作るよりも

シンプルな美味しさがいいのかなと

うれしく思いました。



栄養面など、工夫して毎日のご飯を作っても

食べ進まなかったときは、肩を落とします。

悩んでいた時、ある料理家の方の本に

家庭料理のあり方が書かれていました。

家庭料理とは家族の命、健康を育むもの。

家庭料理は素朴で地味なもの。

家庭料理の本質を失ってはいけないと

気づかされました。



いい素材をシンプルに調理したものの美味しさは

子どもたちもわかるみたいです。

やさしいものも、好きなものも

バランスよく。

家族が健やかに過ごせるように願い

毎日作っていると

きっと伝わるような気がします。


 2022.03.01 寝室の灯り


家づくりで照明を考えるとき

意外と適当に決めてしまいがちなのが

寝室の照明です。

心地よい睡眠のためのあかりとは

どんなものでしょうか。



こちらは寝室の小上がりの下につけた間接照明です。

足元を照らす灯りなので

直接照明が目に入らず、ほどよく部屋を

照らしてくれます。

小さなお子さんがいらっしゃる方は

夜中、布団をかけなおしたりするときに

暗すぎないので、見やすくおすすめです。

調光できるもの(明るさを調節できるもの)に

しておくと、寝るときはいちばん暗めの

灯りにするなど好みの明るさに

調整できます。



もう一つ寝室におすすめの照明が

ブラケットライト(壁に取り付けるタイプの照明)です。

壁に光があたり、間接的に空間を

明るくしてくれるので

お休み前の読書や

お子さんへの読み聞かせのときも

文字は見えるけれど明るすぎず、

就寝前にはぴったりです。

こちらも調光できるものにしておくと

好みの明るさにできて心地よい

空間を作ることができます。


 2022.02.22  寒空の下のスープ


寒い冬の醍醐味ってなんでしょう。

私は温かいものがよりあたたかく、ありがたく

感じられることです。

寒いのが苦手でも

この幸せがあるからやっぱり

冬も好きだなと思うのです。



先日、現場で出た廃材の石をつかって

かまどを作りました。

かまどといっても、石を囲むように並べ

上に網を置いただけのもの。

その上でスープを作りました。

寒い冬に外で食べるスープの

染み渡る幸福感は何とも言えません。

そして子どもの頃、

とんどで雪の積もる夜

温かい豚汁とお汁粉をすするときの

美味しさを思い出しました。

きっと普通の豚汁やお汁粉だとは思いますが

寒い中で食べると美味しさが

何割増しにもなるのです。



子どもたちもおかわりをして

寒空のスープであたたまっていました。

そんな季節ももうすぐ終わりです。


 2022.02.17 雪の朝


朝、外を見ると真っ白になっていました。

雪が降ると綺麗でしばらく見とれていたいけど

雪の朝は、小さな娘のいるわが家は慌しくなります。

保育園に持っていく替えのくつしたや

手袋、防寒を用意して、車に積もった雪をおろして…



保育園に無事送りとどけた後、

ふと見上げるとちょうどいい高さから

やわらかな朝日が照らしていました。

綿雪がきらきらと輝く

美しい光景に見入ってしまいました。

忙しい朝にふと心が緩む瞬間です。


 2022.02.10  玄関


”玄関”の空気がすごく好きです。

清々しく、澄んでいて

通るたびに背筋がのびるような気持ちになります。

木と漆喰の家だからこそかもしれません。

ここは弊社の事務所兼自宅の玄関ですが、

清活畳の効果もあってか、

とても清らかな空間です。



畳張りなので、暖かい時期には

子どもたちとここで過ごすこともあります。




家の中の居心地のいい場所

気持ちのいい空間が

きっと増えると思います。


 2022.02.08 焚き火 



先日、夫と4歳の娘が庭で焚き火をして焼き芋を作ってくれました。雪の舞う寒い日でした。晩ご飯の支度をしながら、寒そう…と見守っていましたが、なんだかとても楽しそう!

1時間かけてじっくり火を通した焼き芋は、とろとろでとっても甘くなりました。晩ご飯の後のデザートに食べましたが、おいしくてみんなぺろりと食べてしまいました。

寒い日の焼き芋はいいですね。

 2022.02.04 お菓子づくり 


米粉を使って、グルテンフリーのお菓子を作りました。米粉でもおいしいお菓子ができるよう試行錯誤しています。


自然素材の家に住むようになって身の回りの色々なことに気をつかうようになりました。家族や身の回りの人の健康、自然や環境のこと…少しずつでも自分にできることをしていきたいと思います。

 2022.02.03 節分 

今日は節分なので豆まきをしました

おじいちゃんの家にくまなく撒いていきます。
二階も…

酢飯の苦手な子供たちのために、塩ご飯で作りました。普通のおにぎりと一緒ですが…ぱくぱく食べてくれました。

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